表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ

僕は夢を見ているのか?






始めに思った事はそんな事だった。


空を見上げれば太陽が照りつけている、

頬を撫でるように流れていくそよ風が心地よい…、ずっとこの場所に居たいと思えるそんな思いに駆られた。




いつの間にか、見渡す限り草原の真ん中に立っていた。




ふと、夢では有り得ないリアルな感覚に首をかしげる




「ここは?」




僕は、この場所に来てから初めて口を開いた。


口から吸い込む空気は、都会のそれではなく呼吸をするごとに身体の調子が良くなるのを感じる…。


これが空気が旨いということか、

「ああ、成る程」と僕は一人で納得した。


もう一度次は大きく呼吸をしようとしたその時、目の前の風景に何故か違和感、しかし同時に、なんとも言えぬ未視感を覚えた。



すると、僕は浮いていた。



「…?」



なんの予兆もなく、突拍子もなく身体が浮いた…

そして僕は、半ば予想していた事を確信に直した。


「ああ…夢か。」



そんな呟きと、思考をしている間にも地面から自身の身体は離れていく。




僕は、空に浮かぶ太陽を眺めながら、不思議な体験をしたと満足していた。


数分後、深くそして強い眠気に襲われ自分の意思に反するように目蓋が閉じ、思考も止まり、僕は夢の中で眠りについた……



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



僕は夢から目を覚ますと赤ん坊になってしまっていた。

しかも、一歳児に憑依したらしい。


少しばかり、いやかなり見たことのある現象に最初こそ狼狽えたが一ヶ月もこの生活を送ると慣れてしまった。



たまに、最期の記憶を探ると刺すような痛みが頭を襲うがその甲斐あって自分が何者かそして今、どんな状況にいるのかを理解することができた。

名前以外は…


しかし、思ったよりも感情が表に出やすく、痛みに泣きわめき迷惑を掛けてしまったかなと反省している。


驚く程冷静に思考を廻す事が出来た事に内心喜ぶと、顔もにやける。顔にも出やすいこの体は内心を隠すのは難しい…。


これから先の事を考えると自然と溜め

息が出る

1歳にも満たない赤ん坊が溜め息をしている光景を想像して苦笑する。

まぁ頑張ろう。


しかし、この体ではまだ立つことはおろかまともに動く事さえできない。


仮に神がいるのならば今の状況に落としたのはそいつだろう一言文句の一つも言いたいところだ、

しかしそれは最終目的としておこう。


本当はまだ、これは夢であり自分が長い夢を見ているのならば話は別だなのだが…。


たまにある生理現象がこれが現実だと伝えてくるのだ。


…もう好きにするといい、

正直キツいが我慢しよう。


幸いなのは母親が自分の事を赤ん坊だと思っていることだろうか。



そういえば、自分の顔を見ていないな

そうなると鏡がほしい所だが…無いものねだりはしても仕方ないか…


ぽすっ。


そこまで思考して何かが枕元に落ちる音がした。

寝返りをうち確認すると



そこには凄く豪華な鏡があった。





………。

いきなりですが僕の前世は何者かという話をしようと思う。



僕は日本の某県某市内に住んでいる

極々普通の高校生だった。


学校での成績はまあ、良くもなく悪くもなく位で、普通に学校に通い普通の生活を送っていた。


そんな僕は何らかの原因でどうやら死んでしまったらしい。


らしい、というのは死んだ時の記憶が思い出そうとすると熱が出るほど痛くなるので思い出すことができないからだ。

どうか、恥ずかしい理由で死んでいないことを祈る。



何でいきなりこんなことを考えているかというと現実逃避だ。

何故かというと


ーーーポトッ、ポトッ、ポトッ、ポトッ、ポトッ、ポトッーーー


「…。」



豪華な鏡の雨が止まないからだ。

あっ!今、かすったよ!


あー、もう!降ってくんなよ!


ーーーポトッ、ポトッ、ポトッ、ポトッ………。



ん?あれ?止んだな。

鏡が永遠と降ってくるという謎現象は止まった。

…今だに鏡に埋もれている幼児はまだ残ったままだが。


しかし、分かったことはある。

どうやらこの謎現象は僕の思考と連動していたらしい。


豪華な鏡を観察していると自身の姿が映った。

そこには、前世とは違う金髪の髪がはえ、その眼には青い瞳が揺れていた。


そして思い出す、そういえば、今生の母親の髪も金髪だったな~、と。



とりあえず、鏡に消えろと念じてみる


むむむ、消えろー。


すると、鏡は存在が薄くなりキラキラと光ながら消えていった。


ひとつ消してから思った…

うん、すごい疲れた。



後、残りの鏡は軽く100個近くはある…。

これを母上に見つかったらどんな顔をするだろうか。


「…フ、フィン?」



見つかったようだ。

見なくても凄く驚いているのがわかる


あ、今生の名前はフィンといいます。

本名はフィン・H・ルーツ

ルーツ家の長男坊です。



ーーーーーーーーーー



あの後、母上は父上にこの事を伝えにいった。

そして父上はお決まりの

「流石は我が子だ!」

んーたらこーたらを言った後何処かに行ってしまった。

他には髭が痛かった事を記しておく。


そして、一番驚いたのが

なんと、この世界には魔法があるらしい。


一人につき一つの魔法が基本ではあるが、

使えない人が大半らしい。


しかも、僕の魔法はそのなかでも希少中の希少魔法なんだとか。



「創造魔法」



文字通りあらゆる物を造り出せる魔法だという。

まぁ、限界はあるらしいが…。

今はおいておこうと思う。



しかし、こんな年で魔法が発現するだけでなく希少な創造魔法を使える事を

公言して大丈夫なんだろうか?








次の日

僕は12才になったら、

魔法学校に行って魔法について学ぶらしい。

今一、展開についていけてないんだけど

まぁ、それまでこの魔法で遊んで過ごそうかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ