基地
あれから私は回収され、基地に戻って試験機体の報告書を書いていた
「う~ん・・・他に書くことは特にないかな~?」
ペンを置いて、自分のベットに横になる
コンコンッ
「は~い。どなたですか?」
「エッタちゃ~ん、飯いこうぜ~!!」
まためんどくさい人が来た・・・
「今ご飯食べる気分じゃないから・・・」
もうこのままベットで寝てしまいたい
「そんなつれない事言わないでさ、行こうぜ!!」
陌間蒼汰・・・しつこいから私は苦手だ
この基地の名前はオーディン本部
ここに居る皆は、ファーストレイと呼ばれる謎の組織によって故郷を追われたり
家族を失った、した人々で私もその一人だ
奴らの目的が何なのかは分からない
わかっているのは、やつらは人を殺すのを躊躇わない・・・人殺しの悪人であるという事
そして、少なくともこの五年間で私達はテロリストに仕立て上げられてもいる
友人や家族を・・・失った
「お~い!!エッタちゃ~ん!!」
外のうるさい人が部屋に突入して来る前に、私は食堂に行く事にした
ガチャッ
ドアを開ける
「エッタちゃん、俺と付き合わなーーー」
「死んでも嫌です」
会った途端にすぐコレ
正直私はこの人が嫌いだ
それから私はこのめんどくさい人に連れられて食堂に行った