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序章
この小説に登場する人物・団体・国名などは、実在しません。全くのフィクションです。
―――昔々の遠いお話―――
国をおさめる王様がいました
その王様には、一人息子がいました
その息子は15歳で、もう立派に成長していました
王様は言いました
「お前に試練を与えましょう
この森に入り、悪魔を倒してくるのです」
―――昔々の遠いお話―――
このお話におしまいはありません。
そして―――…
―――今今頃の近いお話―――
この物語を、もう一度体験し
おしまいを作りに行く少年
―――今今頃の近いお話―――
―――…その少年のお話です
このお話は続きものです。よかったら見ていってくださると作者は飛んで喜びます。