7話 朝の生理現象(R-15) ★
この話は本来R18でしたがこちらで掲載できないので編集して載せてます。
R18描写を含む全文はpixivに載せてます。
⇒ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22356989
※18歳以上の方でお願いします。
「ご先祖さま…どうなさったのですか?」
いつの間にか寝ていたようだ。目が覚めると目の前にはダビデがいるではないか!?
しかも自分に馬乗りになっているではないか!
「ななな何をやっているんだ君は!?」
「いえ、せっかくなのでお役に立てないかと思いまして……」
「やめなさい!何を考えているんだ君は!?」
そう言って押し退けようとするのだがびくともしない。
それどころかますます密着してくる始末だ。
「私はただ、ご先祖さまのお役に立ちたいだけです♡」
うっとりとした表情で見つめてくる彼女を見ていると、だんだん頭がぼーっとしてきた気がする。
(だめだ……このままでは流されてしまう……!)
そう思っていても体が動かない。もはや抵抗する気力すら失っていた。
「うぐっ……くっ……もう、やめてくれ……!」
必死の懇願だったがダビデは止めようとしない。
むしろ激しさを増す一方である。
(もう我慢できない……!!)
ついに限界を迎えようとしていたその時だったーー
〜〜〜〜
「はっ!?」
野営テントの中で目を覚ますヤコブ。
「夢…だったのか…良かっ……こ、これは!?」
下着の中を見て呆然とするーーー
仕方ないので水浴びをして体を洗うことにする。
(あの子と別のテントで良かった……)
こんなことを知られたら先祖の面目丸潰れになってしまうところだったと思いながらも、あの夢のことを思い出すと複雑な気分になるのだった・・・。
「おはようございます。ご先祖さま。良い天気ですね。今日も魔物退治を頑張りましょう!」
水浴びから戻ると何も知らないダビデが笑顔で挨拶してくる。そんな無邪気な姿を見ると今朝の失態に後ろめたさを感じるのだった。