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3話 異世界で車を運転!?(前編)

2人は異世界にある乗り物に乗れるための運転免許を取得するため、教習所に通うことを決めた。


隣国との縁故により「国認定の冒険者」の称号を与えられた2人だが、これは特別な証で様々な特典や恩恵が受けられる。


その一つに、この世界でも最新の魔道具である「乗り物」を使うこともできる。


しかしこの乗り物の魔道具は便利な分扱いには危険性も伴うため、運転免許が必要であり、教習所に通い練習を重ねて試験に合格しなくてはならない。



なので、冒険者のクエストもこなしつつ教習所に通い運転免許証を取得することにしたのだった。


異世界の乗り物とはどんなものなのだろうか……?とても楽しみだなと思いながら準備をして出かけることにしたのだった。



異世界の乗り物はまだ普及は多くなく、特別な認定を受けた冒険者や貴族、富裕層、上官など限られた者しか乗れないのだという。


だが馬や馬車より移動速度は早く、遠方への出征も可能となり利便性が高いため今後は需要が高まるだろうとのことだった。



(おお……!すごい……!)


そこには現代でいう車に似たような乗り物があった。


異世界の乗り物は「最新型移動魔道具」と呼ばれており、燃料を必要とせず魔力を動力源とする優れものなのだとか。


エンジンの代わりに風の魔石を使用しているため、アクセルを踏むだけで走ることができるのだそうだ。


乗り物は狭い個室のようになっていて座席に乗りながら運転するようだ。

運転しない乗用者用の座席も装備されている。


座席にはシートベルトがついており、緊急時にはこれを装着することで衝撃に備えることが出来る仕組みになっているようだ。


さらに収納も装備されており、荷物を乗せて移動することも可能だ。



「おお、これはすごい…!!」




未知のテクノロジーに触れて興奮する2人。

だがヤコブは嬉しい反面少しだけ残念な気持ちもあった。



(馬に乗った時のダビデの胸の揺れを見られなくなってしまうのか……)


そんな邪な思いもあったがそれは内緒である。



今後も馬に乗る機会もあるだろうと切り替えることにした。

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