3話 異世界のラブホテル(R-15) ★
この話は本来R18でしたがこちらで掲載できないので編集して載せてます。
R18描写を含む全文はpixivに載せてます。
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※18歳以上の方でお願いします。
童貞食いを密かに企む女諜報員マリカに連れられ、ヤコブは王都に繰り出していた。
マリカのリードにより、それなりに楽しむことはできていた。
彼女のおすすめの店で食事を楽しむ2人。
彼女は小さく切り分け食べていて、いかにも女性らしい。
ヤコブはついダビデの豪快な食べっぷりを思い出してしまう。
(フッ…あいつときたら…)
思わず笑みが浮かんでしまうほどだ。
するとその様子をマリカが見逃さなかった。
「ふふ……可愛い子がいるものね……妬けちゃうわ」
「えっ!?」
「私の前で他の女のことを考えてたでしょう?」
図星だった。顔に出ていたのだろうか。いやそんなことはないはずだと思いたいが……。
「そ、そんなことは……ない、ぞ……?」
思わず口ごもってしまうが誤魔化せなかったようだ。
「まあいいわ。それよりこの後のことだけど」
次は観劇に行く予定だと言っていたことを思い出す。
この世界の男女の逢引きを彼女はエスコートして教えてくれるつもりなのだろうと思う。
そういったことは皆目わからないので、少し情けない気がするが彼女のプランに従うしかなかった。
こうしてマリカのペースに乗せられ最後に彼女が連れてきたのはーーー
「何だここは?宿屋か?まさか外泊までするつもりじゃなかろうな」
ヤコブが連れてこられたのは外観は優雅な建物だが案内された部屋には大きなベッドがあり、まるで宿屋のようだったのだ。
「あらこういう場所も知らないの?ここは通称『ラブホテル』よ♡」
「らぶほてる?」
何のことだろう?
「デートの最後に来る定番の場所。エッチをする場所なのよ♡」
「なっ!!??」
驚愕するヤコブをよそにマリカは服を脱ぎ始める。
下着姿になった時、胸の大きさに圧倒されてしまった。豊満な乳房に釘付けになってしまう。
「ふふふっ♡」
「や、やめるんだ!嫁入り前の娘がこんな場所で……!」
なんとか理性を保ち止めようとするが、逆に押し倒されてしまう。
そしてそのまま唇を奪われてしまうのだった。
(んんっ!?)
頭がボーッとしてくるほど気持ちが良かった。
だが婚前交渉は信仰に反してしまう。
遊びで肉体関係を持つことは罪とされていた。
(まずい……!このままでは流されてしまう……!)
「あらあら……♡期待しているのかしらぁ〜ん♡♡♡」
(ああっ……!!)
あまりの快感に腰が砕けそうになるほどの快感が走る。
(ダメだ……!これ以上されたら我慢できない……!)
だがその前に口を離してしまう。
(どうして止めるのだ……?)
もう限界を迎えかけていただけに物足りなさを感じるのだった。
(もっとして欲しいのか……私は……)
そんな考えを見透かしたように妖艶な笑みを浮かべながら言ってくる。
「ねえ……最後はやっぱりこっちがいいんじゃないかしらぁ~ん♡♡♡」
そう言ってくるマリカの姿に興奮を抑えきれなかった。
そこに挿入したらどれだけ気持ち良いだろうか……そう思うといても立ってもいられない気持ちになったのだ。
そんな様子を満足げに見つめる彼女だったーーー




