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限界ヲタクの戯言

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

読み返してみると、この小説に登場させるだけで不敬極まりない気がします。

大抵、推しの概念見た時の反応はこんな感じな人間です。

客観的に見る為に書き起こしてみました。


彼奴は昔から、好きな物は誰にも言わずに心でひっそりと愛でる奴だ。好きな物ほど目を合わせないし、尊ぶ行動を拒む。それはきっと、我を忘れて崇拝する姿を俺に見られた事を恥じているからだろうが。だからそれを汲んだ上で、今もひっそりと餌を撒く。

彼奴の風呂上がりの時間を見越し、テレビを付けた。彼奴が密かに気になっているであろうアニメをさり気なく流す。すると、とろりと濡れた髪のままに、ちょこんとソファに腰掛けた。

「早いな。今日は随分と」

「あ……うん……その……」

少し鎌を掛ける様に問い掛けると、挙動不審になって目を泳がせる。それでも、ちらちらとテレビの画面を見ている所を察するに、内心は早く再生して欲しいのだと思う。

「待っててやるから、髪、乾かして来いよ」

「もしかして、バレてたりする?」

「まぁ、何となく」

そう言うと、猫の様な素早さで脱衣所へと戻って行った。


どうやら、彼は私がとあるアニメを押している事を察しているらしい。上手く隠していたと思ったのだが……。まぁ、バレたのなら仕方がない。早々と髪を乾かして、ちょこんとソファに座った。オープニングを飛ばして本編へ。

「っ……!!」

いらっしゃった。本日は登場回だった。けれども懸念点が一つ。ぼろぼろだった。ぐしゃぐしゃだった。辛うじて原型を留めてはいるが、かなり手荒く扱われた事が分かる。

推しの概念が、推しの概念が、推しの概念が。ああああああ!! これ戻るのかな……。え、戻らなかったら、一週間引き摺るのだけど。仕事どうしよう。

場面が移り、推しの概念からご本人が登場する。まだまだ完全体じゃない。それでも、それでも。

「……きゅぅっ……」

「止めるか?」

彼が訝しげにチャンネルに触れる。此処で内心深い深呼吸をして、素知らぬ顔で言った。

「大丈夫。気にしないで、いいからね」

推しが動いている。そりゃあもうヌルヌルと。え、尊い。アニメ凄い。脳みそ焼かれちゃう。どうしよう。早く完全体が拝見したい。え、最高。

そうこうしているうちに推しの登場シーンが終了した。後は普通に内容を見る。愛らしいタッチとは裏腹に、内容は結構えげつない。血も、腕も、舞い上がる。怪物揃いの中で、人間というのは、余りにも矮小な生き物だと知らされる。そう、緊迫したシーンが延々と続くのを、静かに視聴する。

そうしてきっかり三十分、アニメの視聴を終えた。

「推しの概念いっぱい出てくるの、このアニメ。見る度に心で歓喜しちゃうんだよね」

「明日もお逢いしに行くんだろう?」



オマケ

――ああああああ!! 好き!! 大好き!! 本当好き!! ああああああ好き!!

「そう、はしゃぐな」

ため息混じりに、そう仰ると黙って頭上に手を置かれる。

以下、やはり怪文書になりました。


限界ヲタクの定義が良く分からなくて、客観視する為に文字起こしさせていただきました。

限界だとは思ってますが、まだまだヲタクを名乗るには知らなさ過ぎる。本も読んでないですしね。付け焼き刃です。


推しの概念見た時の私の反応です。

具体的には○○○人形とか、梅関連、白蛇etc。

拝見させて戴く度に、絶叫しながらお会いしたくなります。

でも難しいので「今週参ります!!」という気分です。

マジ幸せ。尊い。


自分がやってるゲームにも登場して戴きたいと思ってますが、

「あの方を○○扱いするのってどうなのよ!! 他の方は置いておいて、ガチャ引くこと自体不敬なんじゃない!?」

という気持ちで生きてます。

でも解釈一致していたら、ぶん回してしまいそうです。


やっぱり限界な気がする。

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