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12話 存在しなきゃいけない記憶

夏休み最終日の夜前休憩にて。


「テンチョ、夏休みってなんでしたっけ……」


「えっ急にどうしたの?」


「いや……今日最終日じゃないですか。何も思い出せなくって」


「え、あ、ええと……十時さんは夏休みの間週5で働いてくれたね!ありがとうホントに助かったよ!」


「グハッ!!!!」


「と、十時さん!?急に血反吐吐いたっ!!」


「はぁ……はぁ……そういうところ……ですよテンチョ……」


「な、なんかごめんね」


「いや、私が振った話です。今回は許してあげますよ」


「なんでそんな上から目線なのかはわからないけど許してくれてありがとう」


「まぁつまり私はこう見えても交友関係がそんなに無いので長期休みになるととても暇なんですよ。家にいても宿題とゲームしか無いですし」


「なるほど。この前クリスマスにヘルプ来てくれたあの子はどうなの?」


「あぁ朱鷺子ですね。あの子は勉強だけは全くできなくてずっと補修でした。補修以外の日は遊びましたけど」


「そっかー」


「はい」


「……」


「……」


「……と、十時さんさ!今日テンション低くない?」


「……あー、まぁ夏バテです。あと思い出がなかったのがショックで」


「と、朱鷺子さんとはどんな事したの?」


「えと、買い物したり海行ったりカフェで話したりお泊りしたり……」


「めっちゃ充実してるじゃん!僕の心配返してくれるかなぁ!」


「テンチョの心配なんてこっちから願い下げです」


「やっぱり僕十時さんに嫌われてるよね!?2話目らへんから薄々感じてたけど僕に当たり強くない!?」


「メタいこと言いますな、テンチョも。


 でもですねテンチョ。残念ながら私はテンチョのことは嫌いじゃないです。むしろ好きな部類です。らぶふぉーえばーって感じなんです!」


「それはそれで困るかなー」


「いまのは嘘です」


「やっぱ嫌われてるよねぇ!」





 一方キッチンの山陰君は。


(……うるせぇなあの二人)


 1人でもくもくと下準備を始めていたとさ。

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