05 口止め
「神楽坂 悠真 1年C組
中学では バスケをやっていたんだけど
途中で幽霊部員になったのよね?」
「…何故 それを?」
確かに 幽霊部員であった
この人とは 初対面であるし
実家とは 離れているから 俺のこと知らないはず…
「はぁ…だから言ったでしょ?超能力だって?
あ!あと 私が超能力だって他人にバラしたら
私も あなたの幽霊部員にまでバスケ部に入りたい理由をバラすからね」
「!!」
…この女…何故俺だけが知ってる情報まで…
そ、それよりも
「あぁ…あなたの質問に答えるわ
それは、ルームメイトだからよ!」
「??よくわからない答えが返って来たが…
つまり…どういうことだ?」
「あなたの質問は、『何故、私が超能力だって あなたに教えたのか?』でしょ?
別に…あなたの記憶を消去しても良いんだけど…
いちいち超能力使いたくないのよ…」
「…つまり…同居人だから 一番 一緒にいると思ったから
って 事かな?」
「…まっ、そういうこと ちなみに私のクラスはA組なんだけど… 秘密を漏らす可能性があるから 仕方がなく あなたと同じC組よ」
「なっ!」
俺は 絶句した
クラス替えも変えられるとか どんなチートだよ…
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