第四話 酒池肉林
※この回はほとんど下ネタで構成されています。苦手な方は飛ばしてください。
「・・・沐浴しながら。が、好きなのよね?」
カエデちゃんの家に着くと、家の中にすぐに通された。そして、部屋のど真ん中には水の張った桶が置かれていた。
「・・・えっと。リサからの情報かな?」
「・・・うん。体をむちゃくちゃにするのが好きだと聞いた。裸を見せるのはもちろん。触られるのなんてありえないけど。火傷を治してくれるなら耐えられる」
「なんか、色々誤解されている気がするけど。先に火傷を治そうか?」
「・・・!?いいの?」
「そもそも、治癒方法の検証を頼むつもりだったんだけど、なんかいつの間にか子作りの話にまで発展しているんだよね・・・」
「・・・そうなの?おばば様からは火傷を治してくれる上に子供も作ってもらえるから、何をされても我慢できるか?と聞かれたのだけれど」
「犯人はおばば様だったか・・・。まあ、いいや。えっと。そうだな。指をお尻の前に口で試してみるかな?」
「・・・お尻。そういう趣味があるの?」
「いやいや。そうじゃなくて。リサの目を治したって話は聞いているよね?」
「・・・うん。聞いているわ。目を治して貰ったからには嫁に行くしかないと熱く語っていたわ」
「治そうと思って治したわけじゃないんだけどねぇ・・・」
「・・・あと、あんなに凄いのをされたら、もう離れられないとも言っていたわ」
「どこまで話しているんだよ・・・」
「・・・そうね。指で失神するまで弄られたり、挿入後に何度も悲鳴を上げそうになったりするも、黙らないと妹に聞こえるぞと脅されて興奮したって言っていたわね」
「・・・なんか、ほぼ全部話している上に捏造も加わっちゃっているね」
「・・・失神させたり、何度も絶頂にさせたりは嘘なの?」
「いや。それは本当かな・・・」
「・・・そう。ならいいわ」
「えっと、それじゃあ。指を咥えてみてもらえる?」
「・・・恥ずかしいけど、仕方がないのね」そう言って、なぜか指を下のほうに持って行く。
「そっちじゃなくて、口ね!口!」
「・・・あら?そうなの?わかったわ。はむっ」
カエデちゃんが私の人差し指を咥えたので、治癒のイメージを強く念じてみる。すると、カエデちゃんの火傷の痕に変化があった。ゆっくりとだが、確実に正常な肌に変わって行っている。
「口に指を咥えさせても大丈夫なんだ」
「・・・なふぃがおふぉっていふの?」
「えっと。何を言っているのかはわからないけど、治癒の効果があるみたい。ゆっくりだけど君の火傷痕は治ってきているよ」
「・・・ほんふぉひ!?」
「うん。ほんと。一応他の所にも指を入れてみて、効果の違いがあるか見てみたいかな」そう言うと、ちゅぽんという音ともに指を口から外すカエデちゃん。エロいなおい・・・
「・・・次はお尻に?」
「衛生的には前からのほうが良いかな?」
「・・・そう。わかったわ。ひゃう!」カエデちゃんは躊躇なく自分のそこに私の指を入れるも、感じたのかかわいい声を出す。興奮するじゃないか!けしからん!良いぞもっとやれ!!
「・・・ひゃん。う、動かす必要はあるの?」
「・・・ごめんなさい。ないです。すみません」
「・・・優しくして」
やばいな。ちょっと我慢できなくなってきた。はやく効果の検証を終わらせて、子作りに励もうじゃないか!
治癒のイメージに集中すると、口に入れていた時よりも確実に正常な肌に変わる速度が速くなった。なぜなのかはわからないが、口よりも効果は抜群だ!個人的には嬉しい!
「なんか、こっちのほうが効果あるみたいだね。それじゃあ、次は後ろで」
「・・・こんなことをされたら、もうあなたのお嫁さんにしてもらうしかないわね。はぅ」聞き捨てならない事を言いながら、カエデちゃんは私の指をお尻に・・・
「なんか、どんどん嫁が増えて行くな・・・。なんとなくだけど、この村の独身女性のほとんどが私の嫁になるという事態になりそうなんだよな・・・」
「・・・はぅ。ま、まだなの?とても恥ずかしいわ」
「あ。ごめん。いますぐやります」
お尻が感じやすいのか、顔を真っ赤にしながら抗議してきたので、集中する。すると、先ほどよりも少し遅い感じがするも、効果はあるようだ。つまり、口・お尻・大事なところの順で効果が上がるようだ。恐らく一番効果があるのが、指じゃなくて何を入れた時なのだろう。そもそも、何で治癒の効果がこんな形でしか発揮されないのだろう?エロゲ仕様?いや、何かあるはずだ・・・
「うん。どうやら、前のほうが一番効果あるみたいだね」
「・・・そうなの?なんだかスケベな能力ね」
「それは否定できないです・・・」
「・・・あなたの力を注ぎこんで、受け取りやすい場所が子宮に近い場所なのかしら?」
「どうなんだろう?本当は男でも治癒の効果があるのか検証したいんだけど・・・」
「・・・両刀なの?」
「違うよ!さすがに男は口だけだよ!」
「・・・そう。見た目が女の子みたいな男の子だったら、アリなのかしら?」
「・・・うっ」
「・・・やれやれ。私の旦那様はとんだ変態のようね」
「見た目に騙されやすいということで・・・。でも、さすがに何はしないよ?」
「・・・そういうことにしておいてあげる」
「うーん。なんだかなぁ」
その後。カエデを子作りの為にめちゃくちゃヒイヒイ言わせた。そしたら、カエデの火傷の痕は完全になくなっていた。そして、カエデに「・・・もう、あなたから離れられないわね」言われた。なんか、男としてやってやった感がある。
ふらふらになっているカエデに肩を貸しながら、歓迎会と結婚祝いの会場となっている。おばば様の家こと村長の家に向かった。さすがに中には入り切らないので、外に丸太を横にした椅子やむしろだったかな?枯れた植物を編み込んで敷物にしたやつが敷かれてその上に女性たちが座って待っていた。
「あらあら、カエデちゃん。良かったみたいね。そんなにふらふらになっちゃって」
「まあ、羨ましいわぁ~。私もあと10歳若けりゃねぇ~」
「何言ってるの!あんたは20年前じゃないと無理でしょ~」
「「「「「あははははは」」」」」
おばちゃん衆の洗礼を受けて、顔を真っ赤にしながらも、上座に用意されていた私の席に座る。隣にはリサとメルが座っていて、カエデもメルの隣に用意されていた。
「カエデちゃん。とっても綺麗!よかったね!で、どうだったの?」そう言って、カエデに詰め寄るメル。カエデは顔を真っ赤にして、ただ黙ってうつむいている。
「こら!メル!そういうことは人の居ないところでしなさい!」
出来れば、人の居ないところでもして欲しくないかな。
「さて、主役が来たので、宴を始めるかのぅ。今日の肉はすべて。ここにおるユーロ殿のご厚意じゃ!まだまだあるので、腹いっぱい食べるがよい!今夜は激しい運動も控えている者もおるからのぅ」なんか、後半が聞き取れなかった。なんて言ったのだろう?
「さらに!ユーロ殿は村の現状を知り、男手が戻ってくるまでの間。村に残ってくれるそうじゃ!先だって伝えていた80人の者たちは励むのじゃよ!」
「「「「「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」」」
女しかいないはずなのに怒号が聞こえる・・・。80人の人たちかしら?やだ怖い・・・
「では、ユーロ殿とリサ、メル、カエデ、その他80人たちの門出を祝ってかんぱーーーーい!」
「「「「「かんぱーい!」」」」」
その後、大宴会となり、宴もたけなわになったところで、80人の女たちに連れられて、むちゃくちゃ何をした。もちろん。80人もの女を相手にして、一晩で終るわけもなく。一週間ほど一日の半分以上を何するのに費やさせられたのだった。
良く考えなくても、男一人に対して女80人とか、生き地獄だよね・・・。主人公の精神が崩壊していない事を祈りましょう・・・