表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/69

ある種の傾向2

日本人は神道を信じているわけではありません

信仰しているわけでもありません


一種の遊びなんです

たとえば縁結びの神に祈っても本当に恋が成就するなんて思ってないし

合格祈願なんかしても本当に神社の神が合格させてくれるなんて考えてません


また、生活に定着した文化というわけでもありません

都会で生活している場合、神道と日常は完全に無縁です


日本人にとっては神道はただの観光の口実であり、ただの遊びであるのにすぎません


民族、国家のよりどころという意味ではどうか知りませんが


個人が本気で信じる宗教としては日本人にとっても神道は論外の宗教です

だから、人生に絶対の答えが欲しいとか、真剣に宗教的真理を得たいとか

所謂、宗教らしい宗教を追及する場合、日本人にとって神道は眼中になくなります


だから大抵、日本人は、真剣に宗教を信じようとする場合

仏教かキリスト教を選択します


実は大抵、キリスト教を選択すると思います

仏教は日本では世俗化していて、これはある意味、神道とは別の意味で信じる気になれないのです


峻烈ないかにも「宗教」という感じの宗教は

言うまでもなく、一神教です

で、日本人にとってもっとも馴染みのある一神教といえば、キリスト教になるわけです

何せ、もっとも影響を受けたアメリカがキリスト教国ですしね


で、この強く真理だの真実だのを認める原理主義的傾向が

宗教の本質であると共に、癌でもあるわけです


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ