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VSギャング団

世界各地で悪事を重ねているというギャングを討伐してほしいという頼みを受け、星野はギャングの本拠地へとやってきた。


彼は背中の天使の翼を展開させて超スピードで飛行できるので本拠地にもあっという間に到着できる。


黒いソフト帽子にサングラス、スーツ姿の厳つい男たちがライフルや機関銃を手にしているが星野は全く気にすることなく前進してくる。


星野の前に立ちはだかったのは無数のナイフを装備した男で、彼は星野を一瞥するとニヤリと笑ってナイフを投擲してきた。正確に星野の右肩に突き刺さり流血する。


「あなたの武器はナイフ投げですか。気が済むまで投げてください」


ナイフの男は星野を的に次々とナイフを投擲するが全てのナイフが刺さっても前進を止めない星野に戦慄を怯えた。


身体の至るところにナイフが刺さって大流血しているのに無表情で迫ってくる。この恐怖は想像以上だ。


星野は男の腹を軽く殴って気絶させ、残りのメンバーを一瞥した。


「あなたたちはどうしますか」


子供ひとりに怯えていてはギャングの名が廃るとばかりにまずは拳銃を撃つ。

普通の拳銃ではダメだと判断し、今度は大柄な男が機関銃を持ち出してきた。


ゆっくりと前進してくる星野に雄たけびをあげながら撃ちまくる。通常ならば蜂の巣になり絶命しているはずだが、全身に穴が開いて血を噴き出しながらも星野は歩を止めない。


やがてカラカラと音がした。無尽蔵に思える機関銃でも全ての弾を撃ち尽くしたのだ。


星野は決して急いではいない。


散歩でもするように向かっているのだが、それがギャングたちの恐怖を倍増させていた。


本拠地の前にいたギャングたちは慌てて扉の中へ逃げ込む。


星野は軽いパンチで鋼鉄の扉を吹き飛ばして本拠地へ侵入すると中にいる全てのギャングに言った。


「おとなしく警察へ行ってください」

「失せろ化け物ォ!」


火炎放射で不意打ちをしてきたギャング団の攻撃をまともに受けたが、全身に超高熱を受けても食らった先から再生して無傷となっている。先ほど受けたナイフや機関銃のダメージは何ひとつ残らず、刺さっていたナイフもいつの間にか消滅していた。


星野は無表情でギャング十数人に問いかけた。


「警察に行きますか。僕を攻撃しますか」

「自首します!」


この天使を敵に回すぐらいなら刑務所へ入ったほうが何倍も幸せだというのがギャングたちの総意だった。


こうして星野はギャングたちをひとりの死者も出すことなく壊滅させたのだった。



次回は20メートルもある巨大サソリが登場します。


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