### シーン50: 「アポフィスの裏切りと夏美の誘拐」
異星人連合と銀河連合の対立が激化する中、アポフィスは粛清を回避するため、銀河連合に一時的な協力を申し出ていた。しかし、裏ではアポフィスの真の目的が進行しており、彼の策略によりアルカディアのメンバーが最大の危機に直面することになる。
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### **アポフィスの動き**
アポフィスは銀河連合にアヌビスとラーの弱点を伝えることで、一時的な安全を確保していた。彼の情報に基づき、銀河連合は異星人連合の中枢に攻撃を仕掛け、ラーとアヌビスは一時撤退を余儀なくされる。
**銀河連合司令官(通信越しに)**
「アポフィスの情報は正確だった。これで連合の戦力を一時的に削げるだろう。」
**アポフィス(冷笑を浮かべながら)**
「当然だ。私の協力を無駄にしないことだな。」
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### **アルカディアへの接触**
アポフィスは銀河連合を利用し、地球に接触してアルカディアのメンバーと一時的な同盟を結ぶふりをした。彼は地球を守ると言いつつも、裏では夏美を狙っていた。
**アポフィス(冷静に)**
「地球を守るためには協力が必要だ。我がジャバウォックの力を活用すれば、ダークマターズールの脅威も抑えられる。」
**たかゆき(警戒しながら)**
「お前が協力?信じられる話じゃないな。だが、今は背に腹は代えられない。」
**夏美(冷静に)**
「でも、何か裏があるはず。絶対に気を抜かないようにしましょう。」
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### **夏美の誘拐**
アルカディアが防衛作戦を進める中、アポフィスは次元波を発生させるジャバウォックを起動。夏美がその影響を受け、次元の歪みに巻き込まれて姿を消してしまう。
**マリア(驚愕しながら)**
「夏美が消えた!?アポフィス、一体何をしたの!?」
**アポフィス(冷酷に笑いながら)**
「愚かな者たちよ。地球を守ると言ったな?その言葉を信じた貴様らが甘いだけだ。」
彼は夏美を次元の裂け目に閉じ込め、地球を翻弄するための人質とした。
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### **7(なな)の覚醒**
アポフィスが次元波を発生させた影響で、7の呪いが一部解除され、過去の人格と姿を一時的に取り戻すことができるようになった。
**7(人形の形態で)**
「...私は...裁定者の妻として、地球を守る使命を受けた者。この時が再び来るとは。」
しかし、その姿を保てるのはわずか3分間であり、彼女はその間に限られた情報しか伝えることができなかった。
**たかゆき(驚きながら)**
「お前が裁定者の...!?一体どういうことだ?」
**7(短く答えて)**
「今は夏美を救うことが最優先。そのために私の知識を活用するのです。」
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### **次の展開**
アポフィスによる夏美の誘拐はアルカディアに大きな衝撃を与えた。7のサポートを受けながら、彼らは夏美を救出するための計画を立てる一方で、アポフィスの真の目的を探る必要があった。