表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/36

第24話 ゴブリントップスリー

「食らいや!」

 ミミーは少し離れた所で戦っている、流石にコイツら相手に真正面からは戦わせられないので俺が真正面に立って牽制する。


 無論倒すつもりだけどな!

 ゴブリンメイジのバリアがどれだけのもんかは分からないがわざわざバリアを出してゴブリンナイトやジェネラルを守ってるんならマジックライフルの攻撃は通用するはず。


「ならば撃つべし! 撃つべし! 撃つべし!」

 ドォオンドォオンドォオンドォオンドォオン!

 俺はマジックライフルを連射した。

 これしか今の俺に出来る事がないからだ。


 くたばれゴブリンメイジ!

 先ずは一番厄介な魔法使いのお前からぶっ潰してやるぞ!

「うぉおおおっ! バリア破れろーーーーー!」


「ゴッゴブッ!?」

 ゴブリンメイジのバリアに……ヒビが入った!

 やっぱりいくら魔法といっても問答無用で物理攻撃全部無効って訳じゃないんだ、必ず限界がある。


「ゴッゴゴ………ゴルァアッ!」

 ゴブリンメイジが根性を見せる。

 ヒビの入ったヤツのバリアが回復した、しかしこのままなら押し切れる。


 そう思った時だ。なんとゴブリンナイトがバリアから出て俺の方に向かって来た。

 当然俺はゴブリンナイトを狙う、マジックライフルを撃つ。


「ゴブァアッ!」

 マジか、マジックライフルの弾丸をヤツは手にした剣を振るい叩き切った。

 そんな事をマンガとかアニメ以外でするんじゃないよ!


 更にはこちらの攻撃がそれたスキにゴブリンメイジが俺を攻撃しようとバリアとは違う魔法を放とうとしていた。

 ゴブリンメイジの回りに尖った氷の槍のような物が十数個程出現してる。


 その一つ一つが槍投げ用の槍よりも長くて太い、あんなの食らったら俺なんて簡単に串刺しにされるじゃないか。

 ヤバイ、シャレにならん。


 こちらの攻撃に対応出来ると判断したゴブリンナイトが更に接近してくる。

 そしてゴブリンジェネラルは……動かない。

 余裕のつもりか、油断なしの様子見か。


「………ちっどうせならアイツもゴブリンメイジの後ろから出て来れば」

 まとめて始末出来たのにな!


 ドォオンドォオンドォオンドォオンドォオンドォオンドォオンドォオンドォオンドォオンドォオンドォオンドォオンドォオン!


 俺はマジックライフルのフルオート連射をお見舞いした。

「「ッ!?」」

 ゴブリンメイジとゴブリンナイトが驚愕してその動きを一瞬止まった。


 さっきまでの俺は連続で撃ったとしても自分で引き金を引いて撃っていた。恐らくゴブリンナイトはそこに注目していたんだろう。


 ヤツの化け物じみた動体視力は俺のマジックライフルの銃口の向きと引き金を引くタイミングに合わせて剣を振るっていたんだ。


 だから例え弾丸が見えてなんていなくても反応出来ていた。

 しかし残念でしたフルオートで連射出来るんだよコイツは、俺が撃っていた時とは連射の速度が違う。


 当たり前だがこんな物を剣一本でどうにかなんて出来る訳がない。二回程剣を振るったゴブリンナイトはその後マジックライフルの弾丸の嵐に飲まれて消えた。


 ゴブリンメイジも攻撃魔法を解除してバリアに専念しようとしたが一瞬でもバリアから気を逸らした時点で判断を誤ったな。

 こちらも弾丸の嵐の前にバリアは一瞬で消滅してゴブリンメイジも消滅した。


 そのままゴブリンジェネラルも倒してしまおうとした。

「やれるか!?」


「ゴルァアッ!」

 しかし様子見の判断を下したヤツの判断が正解だったが故か、ヤツのスキルか何かを発動させる事を許してしまった。


 ゴブリンジェネラルが咆哮をあげる。

 するとヤツの全身に黄色いオーラのような物が現れた、あのトラ野郎みたいな防御力アップの能力か!?


 ゴブリンジェネラルが両手にした二本の戦斧を振るう、真っ向から弾丸の嵐と激突した。

 するとヤツの攻撃はマジックライフルの弾丸を一度に十数個以上を薙ぎ払う。


 マジで力押しで弾丸を……そんなのありかよ。

 当然何発かはゴブリンジェネラルに当たる、しかし皮膚を貫通したり破裂させたりはしていない。


 恐らくあの黄色いオーラのスキルだか魔法だかはヤツの攻撃力と防御力をどっちも強化しているんだ。じゃないと真っ向からマジックライフルの弾丸の嵐をどうこうなんて出来る訳がない。


 マジックライフルのフルオート連射はチートだが。それと同等のチートをモンスターが持っていたとしても不思議はない、何せここは謎ばかりが沢山ある迷宮ジャングルだからだ。


 ちなみにこのフルオート連射は俺の中の魔力的なヤツを物凄い勢いで消費する、リミーナにも気をつけろを言われていたがまさかこれを使って倒せないヤツがいるとは。


 もう限界だ。

「…………くそ」

 俺はフルオート連射を辞めた、ゴブリンジェネラルを見ると身体の所々から出血をしているが悠然と立っている。


 まさかここまで強いとはな、ゴブリンジェネラル。

「ゴァアアアッ!」

 ゴブリンジェネラルがこちらに接近してくる、あの巨体でなんつー速さで移動すんだよ。


 完璧にピンチである。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ