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第23話 威力に戦慄

 俺はマジックライフルの威力に戦慄した。

 何だこのミサイルみたいな威力は、殆ど兵器の類じゃないかこれが魔力とか魔法の真の力なのか?


「今までメインウェポンにしていたマジックガンが豆鉄砲にしか思えないな」


「あっケンちゃん人の物に対して失礼やで! マジックガンは魔法銃の中でも一番低ランクなのは仕方ないねん、その代わり初心者にも扱い易いって武器なんやからね!」


「そっそうだな、あのマジックガンを使っていたからコイツの反動にも問題なく対応出来てるんだよな」


「そうやで! マジックガンに感謝しぃー!」

「分かった、分かったから……」

「むぅ~~~」


 ミミーがマジックガンを下に見られたと怒ってしまった。

 確かに威力はマジックライフルの方がはるかに上だ、しかしミミーが言うように使い易さはマジックガンの方が上だ。


 やはり武器は一長一短、使い易さもここぞって時の威力も大事なんだろうな。

 俺は不機嫌ミミーに平謝りしながらゴブリンとの戦闘を再開した。


 【サーチ】のおかげでゴブリンアーチャーにすら先制を許す事もなく一撃必殺の名の元に瞬殺していく……瞬殺ってより爆殺だったな。


 かなりオーバーキル気味だが撃ち漏らしがあると碌な防具がない俺はゴブリン相手でもワンパンでやられる可能性があるのでこれでいい。


 新たなゴブリン……発見!

「………くらえ」

 ドォオンっという超ウルサイ音を響かせながらゴブリンファイター数体をまとめて吹き飛ばした。


 確かに囮が今の俺達の仕事だが、ここまで攻撃音が大きいとあのゴブリンジェネラルとかも直ぐに来そうで怖いな。

 まっその時はその時だ。


「次のゴブリン…発見」

 ドォオンドォオンドォオンドォオン!

 今度は普通のゴブリンをまとめて吹き飛ばした。


「ウチも負けていられんね、とりゃあーー!」


 ミミーが黒いクモっぽい脚をカサカサしながら高速移動する、多分コイツもレベルアップとかしていてステータスが上がっているだろう、最初に見たときよりも素早い動きだ。


 曲剣を振るい通常のゴブリンを切り裂き、ゴブリンアーチャーの矢を買った盾で弾き飛ばす。

 そして接近してゴブリンアーチャーも切り捨てた、俺とは違い自力で敵を倒していってるな。


 流石にゴブリンファイターが何体か現れた時はピンチかと思ったが、そこも先輩探索者は考えていた。


「くらいや! ボムポーション!」

 ミミーがあの胡散臭い美人商人から買ったポーションの一つをゴブリンファイターの群れに投げつけた。

 ボッガァアアアアン!

 

 大爆発、ゴブリンファイターを全部倒してしまったぞ。

 あのポーション、爆発するとは聞いてたがあそこまでの威力があったのか。

 もしもミミーの中で何かの拍子に爆発したらミミーが爆発してしまいそうな程の威力だ、こわ。


「まだまだいくでー!」

 ミミーは更に買っていたスクロールを広げた、するとスクロールから淡く光る白い塊が現れた。

 それが離れたゴブリンアーチャーの方に向かって飛んでいく。


 ゴブリンアーチャーが矢を当てても素通りする白い塊、夜に見たらまんま霊魂か何かだと思って絶叫しそうな何かがゴブリンアーチャーの胸を貫いた。


 ゴブリンアーチャーは血も出していないのにその場に倒れ、そして光となって消えた。

 なんて不気味で怖いマジックアイテムを買ってんだよアイツ、いつの間にかミミーがヤバイアイテムばかりを取り出してくる危険ボックスになってしまった。


 今後は怒らせてない様にしなければ、ぷりぷり怒りながらボムポーションとか投げつけられたら大事件になってしまうからな。


 ミミーのトンデモ戦闘をいつまでも観戦してる場合じゃなかった。

 こっちはこっちでお客さんの登場である。


「ゴブブブ………」

「はぁっやっぱり来たか~」

 【サーチ】がこれまでで一番の脅威を俺に知らせてくる。


 ミミーが言っていたゴブリンメイジやゴブリンナイト、そして……ゴブリンジェネラルだ。

 連中の姿を視認とかする前にマジックライフルをぶっ放す。


 ゴブリンメイジとかいるなら遠距離攻撃魔法とか使われたらヤバいと思ったからだ。

 ドォオンドォオンと何発か撃って爆音を響かせる、【サーチ】で見つけた反応をまとめて吹き飛ばした。


 「……………ちっ」

 しかし、反応が三つとも消えてない!

 マジックライフルの射撃でジャングルの木々が吹き飛んだ、連中の見たくもない姿が見える。


 ゴブリンメイジ、灰色のローブと先端に赤い宝石が付いた木の杖を持っていた。

 コイツ、魔法でバリアみたいなのを張っていた。

 それでマジックライフルを防いだのか。


 ゴブリンナイト、白銀の立派な鎧を装備してる身長はゴブリンファイターよりも小柄で俺と大差ないと思うが、ゴブリンファイターなんぞよりはるかに強そうだ。


 ゴブリンジェネラル、ゴブリンファイター以上に大きくゴツい鎧を着込んでいた。

 左右の丸太みたいに太い両手にはデカイ戦斧を握っていた。


 ゴブリンの強キャラ三体が俺の方をギロリと睨みつけてきた。完全にロックオンされたな。


 これは完全にボス戦に突入したって訳だな。

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