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入学式でスレたこと言うのやめなさい!

「やれやれ。入学式などとんだ茶番だ。」


オリヴァーは不敵に笑う。


「私は楽しみだったけどね。」


ナジミーは横で呟く。


「やれやれ、君のような凡庸な魔術師はこの式典でしか自己の価値を認識できないのだろう。待て腰はやめろ。」


オリヴァーは腰を突こうとするナジミーの手を押さえ込む。


学長が良い話をしていたが彼らはきいていなかった。


「お前たち、何神聖な入学式の場で乳繰り合ってるんだ?やる気がないなら帰れ。」


ロベルトが振り向いて小声で注意してくる。


「ちちくり?」」


ナジミーが赤面する。


「そうだ。乳繰り合うな。やる気がないなら帰れ。」


「そうよそうよ!やる気がないなら帰りなさいよ!」


近くにいた女子生徒も同調する。


ナジミーがロベルトの椅子を蹴ったので彼は黙った。


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