1-8 シルア2
連投失礼しますm(*_ _)m
人口の人数変えました。まだ変えるかもしれません。山が近いので他の街より田舎って思ってもらえれば!
シルアが目覚めたのは次の日の夕方だった。俺は今日一日休みを取ってずっとシルアの看病をしていた。
「おはよ……う?」
シルアが挨拶をしてくる。
「おはようシルア。でももう夕方だからこんばんは、かな?」
「そう」
シルアにはどっちでも良さそうだった。洞窟の中にずっと居たなら昼も夜もわかんないだろうしな。
「具合はどうだ?」
あれだけ凄い熱だったんだ。1日で治るもんじゃないだろう。
「なんともない」
無感情だから見てもわかんないな……。そう思いながらシルアのおでこに俺の右手を乗せて左手で自分のおでこを触ってみた。
「んー……大丈夫そう、かな?」
熱は下がったみたいだ。むしろ俺より低いくらい。
「昨日は、ほんとびっくりしたなー。頭を皿にぶつけてたけど痛くないか?」
「ん」
と軽く頷いた。きっと恥ずかしかったんだろう。熱で倒れるだけならまだしも、頭を皿にぶつけるなんて、この街を探してもシルアくらいなもんだからな。
おっと、街で思い出した。
ティム叔父さんが言うには、この街に迷子は居なかったらしい。勿論、捨て子でもない。
そもそも、この街に子供を捨てる親なんていないだろうしな。たかだか人口1000人のラビアの街にそんなやつなんていないだろう……。嫌なやつはいるけどな!
そんな事、今はどうでもいいんだ。シルアがなにか思い出してくれないかと思って聞いてみる。
「シルア自身のことで、なにか思い出すことは無いか?」
すると勢いよくシルアのお腹が鳴いた。
グルルルルルルゥ。
ドラゴンの咆哮にも匹敵する音だった。
「お腹空いた」
そりゃ丸一日食べてないもんな。自分の事、何か思い出してくれるかなって思ったけど……先ずは、それよりご飯だな……。
「ごちそうさま」
シルアは腹いっぱいに食べると満足した顔で、そう言った。
昨日もそうだけど、どんだけ食べるんだよ……。なのにあんなに軽いってどうなってんだ?燃費悪すぎだろ。
「それでなにか思い出すことは無いか?」
満腹だからもう腹が空く事はないだろうと思って、シルアについて改めて聞いてみた。
「お腹いっぱい?」
はぁ、これ以上聞いても何も思い出せそうに無いみたいだ。諦めよう……。
シルアちゃんは長髪で白の髪をしています。目の色はご想像にお任せします…(まだ決めてないなんて言えない)
シルアが熱を出した時にセシアが着替えさせてくれました。文才なくて入れ込めなかったよ( ᷇ᵕ ᷆ )
気が向いたらねじ込むかもです。






