表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
べギアと鍵と少女と。  作者: あさり
2年夏
75/85

3‐12 魔力剣?

作者は昔、剣道してましたが剣の知識0なのに気付かされました。

 ……ブン。ブン。

 「ハッ!ハッ!」

 俺は今日もミシュさんに稽古を付けてもらっている。

 パラクリントに来てから五日が経った。稽古は基本的に素振りをやり、最後には十分手加減しているミシュさんとの実践だ。

 未だ体に木剣を当てる事が出来ない。毎回後一歩の所でやられてしまう。


 「さて今日の素振りはここまでにしようか。坊主に言っておかないといけない事もあったんだったな」

 ずっと気になっていた。何を話してくれるのだろう。

 「実は坊主に作ってあげたマジックソードはな、補助的な役割なんだ。」


 ん?どういう事だ?


 「分からない顔をしてるようだな。百聞は一見にしかずだ。見てろよ?」

 ミシュさんはそう言うと木剣を持ち、構える。

 「ふんっ!」

 木剣がみるみる炎剣へと変わる。


 「えぇ!?」 

 なんだ!?木剣にも俺の剣と同じやつが入ってるのか!?


 「驚いたか?」

 「はい!これもマジックソードと同じ事が出来るんですね!」

 「これはただの木剣だ。この木剣に魔力を流しているだけなんだ」

 魔力を流しているだけ?そんな事が出来るのか? 

 

 「修行をしたら誰でも出来るようになる。マジックソードは剣が魔力を感知して自動的にやってくれるんだ。まぁ魔力剣は、パラクリントの騎士団でも出来る人はそう居ないけどね。今日は坊主にこの練習をしてもらう。」

 騎士団も出来ないような事をやらせるのか!?


 「なに、坊主なら後一年もあれば出来るようになるだろ。やり方はな──」

 うわぁ、凄い事言ってるよこの人。


 ミシュさんがやり方を教えてくれたので実践する。

 木剣も自分の体の一部だと思う事。自分の使える属性を理解して、その属性の剣をイメージする事。後は気合いだ。最後はとてもミシュさんらしい。

 

 目を瞑る。


 俺の場合は風と氷が使えるが、風剣はまだ使った事がないので、氷剣をイメージする。大き過ぎず、小さ過ぎず、太過ぎず、細すぎず、俺に丁度良いサイズを思い浮かべる。


 「固まれぇぇええええ!」

 俺は叫びながら木剣に魔力を注ぐ。


 …………カチカチカチッ。

 木剣が凍っていくのを感じる。


 「成功か!?」

 俺は目を開け木剣を見る。

 

 そこには氷剣になっている木剣があった。

 …………柄だけ。


 え?


 「ほ、ほとんど出来ない奴ばっかりなんだが、柄だけ出来るなんて上出来だ。こ、これなら一年も掛からずに出来るようになりそうだぞ」

 ミシュさんが褒めてくれているが、笑いを堪えていません?

 「よし、これからずっと魔力剣の練習だ。いつも通り最後には実践するからな。覚悟しとけよ?」


 俺は今日もコテンパンにやられた。十分手加減が八分手加減くらいになった気がした。

魔力剣って名前がクソダサなので、もしかしたら変更するかもしれません。

何か良い名前ありませんかね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ