表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
べギアと鍵と少女と。  作者: あさり
第1章 出会い
7/85

1-7 シルア

書いてる途中で全部消してしまって絶望した。連投します…

 俺の鍵の話は終わり。次はシルアの話になった。


 「それでシルアちゃんはどこから来たの?近所だった?それとも隣街?」

 セシアがシルアに訊ねていた。俺もシルアが洞窟で寝てたくらいしかよくわかってない。


 「わからない」と短く返すシルア。


 「お父さんとお母さんは?」


 俺がずっと聞くのを躊躇っていたことをセシアが聞いてくれた。これで両親がいないってなると寂しくて泣かれたりしそうで聞けなかったんだよね。昔の俺がそうだった。


 「たぶんいない」


 たぶんってなんだよ、たぶんって…しかも小さいのに両親いなくても泣かないって我慢してるのか?それともただ単に無関心なのか良く分からん。


 シルアを見ていると、さっきまで頬だけが赤かったのに今は顔全体まで赤くなっていた。

 と思っていると、シルアが突然 自分が飲んでいたスープに顔を入れた。


 「シルア!」

 「シルアちゃん!」


 俺とセシアが同時に叫んでシルアを助ける。


 「熱っ!?」 


 すごい熱だ。


 「叔父さん早く医者を!」


 俺は大声で叔父さんに言うと叔父さんはそれを聞く前にもう走って行ってた。流石だ……。


 「セシアは水と氷を持ってきてくれ!」


 「わかったわ!」


 そう返事をするとセシアは水魔法の使える隣の家へと走って行った。


 俺はシルアを抱えて俺のベッドへと寝かせた。

10歳くらいに見えたからセシアじゃ持てないかと思ったが、軽すぎだろ……叔父さんなら指一本で運べるぞ……。


「どうせ他人からは見れないだろうなー」と思ってキーワード検索に「売れる」って設定していた自分を殴りたい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ