1-7 シルア
書いてる途中で全部消してしまって絶望した。連投します…
俺の鍵の話は終わり。次はシルアの話になった。
「それでシルアちゃんはどこから来たの?近所だった?それとも隣街?」
セシアがシルアに訊ねていた。俺もシルアが洞窟で寝てたくらいしかよくわかってない。
「わからない」と短く返すシルア。
「お父さんとお母さんは?」
俺がずっと聞くのを躊躇っていたことをセシアが聞いてくれた。これで両親がいないってなると寂しくて泣かれたりしそうで聞けなかったんだよね。昔の俺がそうだった。
「たぶんいない」
たぶんってなんだよ、たぶんって…しかも小さいのに両親いなくても泣かないって我慢してるのか?それともただ単に無関心なのか良く分からん。
シルアを見ていると、さっきまで頬だけが赤かったのに今は顔全体まで赤くなっていた。
と思っていると、シルアが突然 自分が飲んでいたスープに顔を入れた。
「シルア!」
「シルアちゃん!」
俺とセシアが同時に叫んでシルアを助ける。
「熱っ!?」
すごい熱だ。
「叔父さん早く医者を!」
俺は大声で叔父さんに言うと叔父さんはそれを聞く前にもう走って行ってた。流石だ……。
「セシアは水と氷を持ってきてくれ!」
「わかったわ!」
そう返事をするとセシアは水魔法の使える隣の家へと走って行った。
俺はシルアを抱えて俺のベッドへと寝かせた。
10歳くらいに見えたからセシアじゃ持てないかと思ったが、軽すぎだろ……叔父さんなら指一本で運べるぞ……。
「どうせ他人からは見れないだろうなー」と思ってキーワード検索に「売れる」って設定していた自分を殴りたい。