2-32 弔い
エマ先生おこです。
別件ですがノベルアップ+様にて「異世界転生はまだ飽きない!」の連載をしております。
興味がございましたらよろしくお願いします!
https://novelup.plus/story/693948241
「べギア君!ルレン君!こっちです!」
エマ先生が道案内をする。
他の三人は荷物があるので繁華街で待機してもらう。
また何かあるかもしれないしな。
「居ました!あそこです!」
エマ先生が指を差した先は、裏路地の狭い通路だった。
「ルレン!」
「わかりました!ロックムシュレ!」
名前を呼んだだけで理解したルレンがクマモットを捕まえるために魔法を唱える。
「ガォォォオオ!」
クマモットの鋭い爪で壊された。
くそっ、やっぱり壊されてしまったか。
「ガォ!」
岩を壊した後に爪の刃がこっちへ飛んでくる。
やばい!?
「守れ!」
俺は急いで魔法障壁を張る。
………………バリンッ。
俺の魔法障壁も壊されてしまう。
「べギアさん!」
ルレンは急いで岩の盾を張る。
岩の盾は壊れてしまったが、なんとか攻撃を防げた。
「ありがとうルレン」
確か一裂きでも当たったら死ぬんだったよな。危なかった。
またクマモットが逃げようとしている。
「逃がしませんよ!サァちゃん!」
「キュイ!」
サァちゃんは青白い炎を繰り出す。
「ガォオ!」
クマモットはまた爪から刃を出して対抗する。
「今ですスゥちゃん!」
「キュイキュイ!」
クマモットの足元に何やら蔓のような物が生えてきて手と足を拘束する。
「さぁ、捕まえましたよ!観念してください!」
ぬいぐるみの事で相当怒ってるんだろうな、前から欲しかったから余計にだろう。
「ガーウッ!」
クマモットは力を込めて手を上にあげ、蔓を引きちぎってしまう。
「そんな!?」
エマ先生がガッカリしてるうちにクマモットは逃げて行く。
「待て!」
俺達は追いかける。
裏路地は狭いので二手に別れて挟み撃ちする事にした。
ルレンとエマ先生は左側を俺は右側へ進む。
「ガォ!?」
後ろから追ってこないと思って油断したのだろう。
クマモットを追い詰めるのに成功した。
「大人しくやられて下さい!サァちゃん!スゥちゃん!」
エマ先生はやる気だ。
それに気付いたのか俺の方へと向かって来る。
「凍れ!アイシクルフィロス!」
俺は氷魔法をクマモットの足元に向かって放つ。
クマモットは爪の刃で氷を壊していく。
「エマ先生!炎をクマモットの頭に!」
「はい!サァちゃん!」
青白い炎をクマモットの頭目掛けて放つ。
透かさず俺は乾物屋の隣の武器屋で買った短剣を投げる。
……………………ドカンッ!
短剣に炎が当たり爆発が起こる。
「グワァァアア」
クマモットが悲鳴をあげて倒れる。
「おい、大丈夫か!」
倒したと同時に騎士団の人が駆けつけてきた。
短剣を回収しようと思い、拾い上げたがボロボロになってしまった。
あーあ、俺の短剣……。
取り敢えず倒せたから良しとしよう。
同日、パラクリント住宅街。
「どうやらダメだったようだな。あんな小僧にやられるとはな。次の機会を探る事にしよう」
「はっ、綿密な計画を立てて次こそは我々反パラクリントに栄光を!」
男は右手で胸を叩く。
「そうだな、次こそパラクリントを……フロン・パラクリントをこの手で……」
男は拳を握る。
二人は闇へと消えていった。
騎士団来るの遅すぎて一言だけって言うね( •̅_•̅ )




