2-28 二階にあったのは
べギアさん頑張ります。
作者も頑張ります。
「みんな、後は頼んだ」
俺は民家から出る。
相手チームのベストはルナに預けた。俺が掻き乱した後に参戦してもらう予定だ。
敵陣に入る前に石を数個拾う。未だに土魔法使えると思ってるかも知れないからな。
「よし!」
俺は顔を叩いて気合を入れる。
そして、敵が居る民家の崩れている所へ走って向かう。
「うおおおおおぉ!」
もちろん、魔法障壁を張りながらだ。
……………………ガシャン!
多少壁を壊してしまったけど、まぁ良いだろう。
「敵襲か!?」
中にいた男が驚く。
まさか、民家で紅茶を飲みながら寛いでいるとはな。
こっちがびっくりするよ。
残りの人はみんなここに居たようだ。
「喰らえ!ロック◎△$♪×¥●&%#?!」
俺は学園の訓練所でギルネに使ったように石を投げつける。
魔法障壁を張る者、外に逃げる者、上に逃げる者、様々な反応をした。
ただ2人を除いて。
「フン、べギアじゃねえか。考えも無しに1人で突っ込んでくるとはな」
「ウェヘヘ、ミィのサービスは楽しんでもらえましたかね?ウェヘヘ」
くそ、やっぱりギルネ達の仕業だったか。
色々言ってやりたいが、今はそれよりこの2人を倒さないと。
「喰らえ!アーバイトウィンド!」
俺は風魔法をギルネに向かって放つ。
「フン、喰らわん!ダークバレーノ!」
風と雷じゃ相性が悪いか!?
残り時間は3分を切った。
なんとかして倒さないと。
こんな時、ルレンが残っていたら倒せそうなのにな。
「もうお終いか?さっさとやられろ!」
ギルネから雷が飛んでくる。
くっ、魔力切れしないためにも魔法は使わず逃げる。
そして、俺はそのまま2階へと向かう。
ギルネも追いかけてくる。
このままでは負けてしまう。何かないか!
俺はギルネを倒すため2階の部屋を物色する。
そこには1枚のメモが残してあった。
『あいしくるふぃろす』
子供の字で何か書いてある。きっとここは子供部屋だったんだろう。
これは確か氷魔法の呪文だ。
それと同時にセレーナ先生の座学の事を思い出す。
「世の中には、極稀にですが1つの属性の魔法だけじゃなく2つや3つの属性の魔法を使える人が居ます。これは先天性と後天性があり、皆さんも例外ではありません。自分の可能性を信じてください」
足音が聞こえる。ギルネ達がこちらへやって来るようだ。
やってみるしかないか……。
まだ実習訓練続きますね。




