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べギアと鍵と少女と。  作者: あさり
第2章 魔法強化月間
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2-24 ミリーナの意思

今日も投稿頑張ります。

 「おかえりなの。今は落ち着いたから入って休んでなの」

 リル姉が俺たちを迎える。

 宿屋の中は綺麗でどこか懐かしい感じがする。


 「それで、どうだったの?何か言われたの?」

 「いや、事情を話したら許してくれたぞ?最後なんてお姉さんに、って言って指輪をあげようとしてたからな。流石にミリーナが断ってたけど」

 根は悪い子では無いと思った。


 「でもどうして、そこで倒れてたんだ?」

 「最近までは、おじいさんが面倒見てくれてたんだけど、急死してしまって、親戚も誰もいなかったし、借金もあったみたいで家は売り払われてしまって」

 なるほど、それで彷徨って倒れてたわけか。


 「お前はどうしたいんだ?」

 俺はミリーナに聞いてみる。宿屋では人は足りてるのでミリーナは働かなくていいと言っているらしい。

 かと言って、何もしないのも悪いと思ってるのだろう。

 今回みたいに盗んだりはしないだろうけど、危ない事には手を出さないで欲しい。


 「ほんとはリルの役に立てるよう宿屋の仕事がしたいです。でも何も出来ないから迷惑かけちゃいそうで……」

 ミリーナは本音を漏らした。最初からなんでも出来る人なんていないのにな。


 セシアがいきなり手を叩いた。

 「だったらジューディにある、うちの喫茶で働いてもらったらどうかな?ちょうど人手が足りない!ってお母さんが言ってたの聞いたんだよね。うちで修行してお店の味を覚えて作れるようになったら宿屋で提供できるかもよ?リルさんとミリーナちゃんが良ければだけど……」

 喫茶クルルー二か。あそこならパラクリントみたいに人も多くないので大変ではないだろうし、何よりセシアの母さんが経営してるから安心だ。

 

 「行きたい!リル、いいよね?」

 ミリーナはリルに確認している。行く気満々だ。

 「ミリーナが行きたいのなら、よろしくお願いしますの」

 「やった!お姉ちゃんよろしくお願いします」

 リル姉とミリーナがペコっとお辞儀した。


 「では、うちの者を手配させますね。明後日には来ると思いますので準備しててくださいね」

 「はい!」

 笑顔で返事をしているミリーナ。

 

 これで一件落着かな?

 ジューディに行きたい理由がまた増えたな。


 結局パラクリントの観光はあまり見れずに終わってしまった。

 明日は実習訓練なので、それが終わってからだな。

 そう言えば、他の生徒達は何人か見たが、ギルネ達を見掛けることはなかった。

ミリーナの件はこれで解決です。

次は多分実習訓練です!

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