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べギアと鍵と少女と。  作者: あさり
第2章 魔法強化月間
39/85

2-14 基礎体力作り?

カットとコピーを間違えて使ってしまってて、全部消えて焦ったよ( ˊᵕˋ ;)

同じ時間に予約したらどうなるかわからないので1時間ごとにしてます。

多分この時間は本人寝てます。


 俺達は今グラウンドに居る。

 そして今何故か走らされている。

 後ろには、がっしりとした体型のスティブン先生が鬼の形相で追いかけて来る。


 「おおおら!今から先生に追い越されたやつはプラス三十周だからな!」

 絶対嫌だ。捕まりたくない。

 

 どうしてこうなってしまったのかと言うと、時は少し遡る。


 「えー、知らない人は居ないと思うが、体育教師のスティブンだ。さっそくだが、今からお前らには10周ほど走ってもらう。その後ろを5分後に先生が走るから追い越されたらそのまま抜けてくれ。魔法を使用するうえで、大事なのは体力だ!以上!」

 いきなり走らされるのか……。

 叔父さんに鍛えられてたから体力にはある程度自信はあるが、最近何もしてないので不安だ。

 

 「あ、そうだ。今回は魔法で自分の体を強化するのは無しだからな。先生に魔法をかけるのも無しだ」

 ん?今回は、って事は次回からしてもいいのか?

 そうなって来ると話が変わってくる。やばくないか?


 「5分後に始める。その前にストレッチしとけよー」

 言いながらスティブン先生はストレッチを始めた。


 そして今に至る。


 「どうした?息が上がってるぞ?プラス十周!」

 追い越されたら走る量増やすとか聞いてないぞ!?

 先にマリアラ会長が、その次にルナが脱落していく。


 「それで走っているつもりなのか?プラス二十周!」

 そして、セシアとルレンが脱落していく。


 「あ、魔法使ったでしょ?今回は反則ね。プラス五十周!」

 頑張って逃げていた男子生徒も脱落していく。


 「さて、残るは…むむ?確か君はべギア君かな?」

 スティブン先生が聞いてくる。


 「そ、そうですけど、何か!」

 俺は必死に逃げる。なんでこの人、魔法も使ってないのに汗も欠かずに余裕な顔してるんだよ!


 「ティムとは友達でな。昔はよく喧嘩したものだ。べギア君の話もティムからよく聞かされてるよ。ははは」

 なんとなく雰囲気が似てると思ったけど、叔父さんの友達だったのか!

 まさか、叔父さんの友達はムキムキしかいないのか?


 「ムキムキじゃない友達もいるから安心しなよ?」

 あれ?声に出てたかな?そうじゃなくても顔に出てそう。


 残り3周となった。

 「おおおら!今から先生に追い越されたやつはプラス三十周だからな!」

 さっきから思ってたけど、これって残る度不利じゃないか!?


 「うおぉぉぉぉおお!」

 俺は追い越されるものかと全速力で走りスティブン先生を引き離す。

 追い越されて30周走るより今逃げ切った方が絶対楽だ。

 他の残った生徒も同じことを思ったのか、追い越されないように全速力だ。


 「なんだまだまだ体力が残ってるじゃないか!」

 スティブン先生は嬉しそうに残った人達を追いかけようとしている。


 9周まで来た。残すは後1周だ!

 

 「おっと、もう最後か?少しだけ本気を出すか!」

 俺の後ろをゆっくりと走っていたスティブン先生が砂埃を上げて向かってくる。


 あれ魔法使ってないんだよな!?

 後ろなんて振り向いてる暇はない逃げないと!+30周は避けたい!なんとしても避けたい!


 「んぐぐぐぐぐ!」

 俺は歯を食いしばり自分の持てる力を出し切る。

 その間に俺以外の生徒はみんな脱落していく。


 あと少しだ!


 「惜しかったなー?」

 ゴールする寸前でスティブン先生に追い越されてしまう。


 俺は疲れてその場に転がり倒れる。

 「ハァハァ、ほんとに、魔法使ってないのかよ……」


 「危ない危ない。少しだけ本気を出すつもりだったが、久しぶりに本気を出してしまったよ」

 スティブン先生は疲れてなさそうにしてるけど、本気だったのか。


 「さて、少し休んだら自分の言われた数を走るように。ずるしたら連帯責任で増やすからな!」

 はううぅ、と言う会長の声が聞こえた気がした。

 


 今日は1日走るだけで終わる。

 きっと明日は筋肉痛だろう……。

長文になってしまったので、体力作りは短めにしたい。(願望)

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