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べギアと鍵と少女と。  作者: あさり
第2章 魔法強化月間
36/85

2-11 今度こそ

寝れないのでこの時間に確認して更新です!

いつも見てくれてありがとうございます!

 魔法障壁の練習から数日たった日の夜。


 今日は魔法の練習と魔法障壁の練習をしに林まで来た。

 ここに来るのはシルアから鍵をもらった次の日以来だ。

 

 先ずは、風の魔法が出せるようになったか確認だ。

 魔物の襲撃から1度も使ってない。

 もしかしたら、魔法防御や魔法障壁の練習をしているうちに使えるようになったかも知れない。


 「アーバイトウィンド!」

 俺は呪文を唱える。

 

 すると、風の刃が…

 出るわけ無かった。 


 相変わらず、微風だ。

 少しだけ強くはなった気はする。


 「はぁ、やっぱりダメか」

 そりゃ1週間魔法の練習しただけじゃ変わらないか。


 次は魔法防御の練習だ。

 目を瞑り、色んなイメージをしてきた中で風が靡いているイメージが自分の中だとしっくりしてるのでそれをする。

 自分が草原に立って風を浴びている感じだ。

 そうイメージすると体、全体に魔力が流れていくのを感じる。

 魔強間初日よりは、ずっと良くなったと思う。

 

 そのまま、魔法障壁の練習に取り掛かる。

 魔法防御を前に張るようにして出す。

 これも魔法障壁を練習する時より少し大きくなった…気がする。

 親指と人差し指で丸を作るより気持ち的に大きいくらいだ。


 「ふぅ、疲れたな」

 連日学園で練習しているから、魔力切れになりそうなタイミングが分かってきた。

 なので、動けなくなる前に練習をやめた。


 「さて、明日も学園だし帰るかな」

 俺が帰ろうとした時だった。


 …………ガサガサガサ。


 草むらから音がした。

 どうせこの前みたいに風か何かだろう。

 気にせず帰ろうとした。


 「ウオオオーン!」

 今度こそ魔物だった。

 狼の魔物だ。


 まずい!?夜に出歩くんじゃなかった…。

 前は自分が魔法を使えると思いここまで来たが、今回は魔法を使えないのは分かっている。

 

 魔物はこちらを見てる。

 狼なので俺より足は速いから追いつかれてしまうだろう。

 

 魔法障壁を後ろに張って逃げるか!?

 せめて、門まで行けば誰かいるだろうし、なんとかなるはずだ。


 俺はそう考え全速力で走る。

 それを魔物は逃がさんと言わんばかりに追いかけて来る。


 「くそっ!追いつかれる!?」

 魔物はあと1mくらいで近づいてしまう。

 取り敢えず魔法障壁!俺は魔法障壁を後ろに張る。

 それと同時に魔物は噛み付こうてしてきた。

 なんとか魔法障壁で守ることが出来た。

 「危ねぇ…。小さくても使い道あってよかった……」

 落ち着いてる暇はない、また魔物は走ってこちらへ向かってくる。


 「もう一度、魔法障壁を!?」

 速すぎて間に合わない!? 


 「うわあああぁ……」

 俺は肩を噛まれて転がってしまう。

 血が止まらない、首を噛まれていたら死んでいただろう。


 「グルルルルルッ」

 魔物は喉を鳴らして唸っている。

 

 「ガオォォーン!」

 それから俺を噛み殺そうと迫ってくる。


 くそ!まだ死にたくない。

 その時、俺はある事を思い出した。


 「イメージ?そんなのしてない」

 シルアの言葉だ。


 死ぬかもしれないし、物は試しだ。

 俺はイメージをしないでただ自分を守って欲しい一身で叫ぶ。


 「守れぇぇええええ!」

 俺の周りを半円の魔法障壁が張られた。


 「ギャフーン」

 噛み付こうとしていた魔物は魔法障壁にぶつかってしまう。


 「ギャン、ギャン」

 魔物は何度か壊そうとして噛み付いたり、爪で攻撃したりしたが、壊せないと思い諦めて林に帰って行く。


 「よかった……諦めてくれたみたいだ」

 俺は朦朧としながら家へと帰った。

 そこからはどうなったのか覚えていない。

これで少しはまともになったかもしれないべギアくん。 


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