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べギアと鍵と少女と。  作者: あさり
第2章 魔法強化月間
32/85

2-7 目覚めると

ご飯前に投稿!今からご飯食べてきます!

 俺はまた夢を見ていた。

 「べギア危ない!」

 母さんに抱きしめられていた。

 この前の夢の続きみたいだ。

 

 ドラゴンが口から炎を吐く準備をしていた。

 

 その時だった。


 「イルマナ!べギア!大丈夫か!?」

 父さんがドラゴンを制止しようと頑張っている。


 「アナタ!危ないわ。一旦引きましょう!」

 母さんが父さんに言う。


 「ここで食い止めないと街に被害が出る!お前達は街に戻って応援を呼んできてくれ!」  

 父さんが遠回りしに逃げろと言う。


 「アナタを置いてそんなこと出来ないわ!べギア、あなただけでも逃げなさい。早く!」

 母さんは俺に早く逃げろと言ってきた。


 「でも、父さんも母さんも危ないよ」

 俺は泣きながら訴えた。


 「大丈夫だべギア。俺達夫婦は街1番の魔法師夫婦だぞ?2人で倒すのは大変そうだからティム叔父さんでも呼んできてくれ。わかったな?」

 父さんは俺に向かって笑顔で、ドラゴンの攻撃を魔法障壁を使い防ぎながら言う。


 俺は両親に言われたように必死に街へと走って行く。


 夢はそこで終わってしまう。


 

 「ここは?」

 俺は目覚めると、見覚えのある場所が。保健室だ。


 「お兄ちゃん!目覚めましたか!?」

 ルナが聞いてくる。

 そうだ俺はルナに弱体化を防ぐ魔法をかけてもらって、催眠魔法で寝てしまったのか?


 「ごごご、ごめんなさい、相手の魔力の方が高いと防げない事を忘れてました」

 ルナが謝ってくる。


 「そうだったのか、おかげで何か大事な夢を見た気がするから気にしないでくれ」

 内容は覚えてないけど、大事な夢だった気がする。


 「どんな夢だったんですか?」

 ルナは気になるのか聞いてくる。


 「昔の…小さい頃の夢だった。でもそれ以外は思い出せないんだ。」

 思い出したら何かに繋がりそうな気がする。気のせいかも知れないけどな。


 「そうだ!お兄ちゃん、見てくださいっ!」

 ルナは思い出したかのように喋っている。

 どうしたんだろうか?

 

 「ルナの事を軽く叩いてみてください」

 俺は言われたように軽く叩いてみる。


 「うわっ!? 凄いな、ルナ!ついに魔法防御出来るようになったんだな!」

 俺が寝ている間にルナは、魔法防御を出来るようになっていた。


 「はい!お兄ちゃんが寝ている姿を見てたら出来るようになりました!どうやら一緒に寝てるイメージじゃダメだったみたいです」

 あ、結局俺の事をイメージしたのね。

 まったく参考にならないけど、ルナが魔法防御を使えるようになったのは嬉しい。催眠魔法を喰らった甲斐があったかも知れない。


 でも、ついに魔法防御出来ないのが俺だけになってしまった。

 心の中でため息をする。

お昼ご飯は長い戦いになりそう。

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