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べギアと鍵と少女と。  作者: あさり
第2章 魔法強化月間
30/85

2-5 探した末

今日も予約掲載してみます。

毎日見てくれてありがとうございますm(*_ _)m


 授業を終え、俺は家へと帰宅する。

 確か今日、叔父さんは街の見張りがあるので夜は居ないはずだ。

 その前に聞かないとな。

 

 「ただいまー。叔父さん居るか?」

 俺は帰ってきて叔父さんが居るか確認する。


 「おぉ、べギアおかえり。なんか用か?」

 よかった、まだ出ていなかった。


 「用って程のもんじゃないんだけど、大都市に迷子が居ないか聞いて回ってたのってどうなったかなあ?と思って」

 

 「あぁ、その件だが大都市の騎士団の人に聞いてもシルアって名前の子には心当たりがないらしい。特徴も一致するような子も居なかったみたいだ」

 大都市でも居なかったとなれば、ほんとにどっから来たんだあいつ……。鍵を2つ持ってるってなったらラビアでも噂が広がってきそうだしな。


 「そういえば、シルアは?」

 リビングにシルアの姿はない。寝てるのか?


 「シルアちゃんなら、散歩してくるって言って家を出て行ったよ。会わなかったか?」

 散歩なんて珍しい。家に食べ物なかったのか?


 「会ってないなあ、一体どこほっつき歩いてんだか」

 そう言いながら冷蔵庫を確認する。夜ご飯を作る分はありそうだな。食べ物が無いから買いに行った訳じゃなさそうだ。

 ご飯でも作って待ってるか。出来てもまだ来ないようなら鍵で連絡すればいいだけだからな。


 なんて考えていたら帰ってきた。


 「ただいま、ごはん?」

 シルアは相変わらずだ。


 「おかえりシルア、今から作るから何がいいとかあるか?」

 どうせ言うことは決まってる。  


 「おにく!」

 ほらな。毎回決まって肉しか言わないからな。魚とか野菜もちゃんと食べさせないとな。


 「なら唐揚げでいいか?」

 最近食べてなかったし、俺も食べたい。


 「からあげー!からあげー!」

 バンザイして喜ぶシルア。前より感情豊かになった気がする。食べ物だけかもしれんが。


 「先に風呂入っておけよー」

 揚げるのに時間かかるからな。少しでも時間稼ぎしないと。


 「ぎょい」

 敬礼をしてからお風呂へ向かって行った。


 「叔父さん弁当持っていくか?」

 今なら作れば間に合いそうだ。

 

 「いや、今日は同僚と店でご飯を食べるから大丈夫だ。それより、シルアちゃんの事なんだが……」

 叔父さんが改まって言うなんてどうしたんだろう。


 「大都市でも迷子が居ないとなればうちで引き取るって事でいいんだよな?」

 今更な気がするけど何か問題でもあるんだろうか?


 「シルアが来た時からそういう話だったよな?どうしたんだ?」

 何か不味い事でもあるんだろうか。


 「いや、リルが使っていた部屋をシルアちゃんの部屋にしたらいいんじゃないかと思ってな」

 なるほど、リル姉の部屋か。


 「リル姉は、こっちに戻ってきたりしないのかな?」

 俺はなんとなく聞いてみた。


 「あぁ、仕事の用で大都市に行った時、たまたまリルと会ってな、帰って来ないって言うのと私の部屋をシルアちゃんに使わせたら?って言われてしまってな」

 どことなく叔父さんが元気なさそうだったのは、そういう事だったのか!

 きっと今日は、お店でヤケ酒だろ。


 「なるほどね。それでリル姉は元気そうだったのか?」

 リル姉とはもう10年以上会っていない気がする。

 いま多分見てもわからんぞ。


 「あぁ、元気そうだったぞ。サイハネと小さいけど宿屋をしてるらしい」

 なるほど。リル姉はサイハネ叔母さんと一緒に宿屋をやっているのか、大都市に行く事があったら会ってみたいな。


 「おっと、そろそろ時間だ。戸締りしっかりしておけよ」

 叔父さんが仕事に出かけようとする。


 「叔父さんも飲み過ぎないようにな」

 釘を刺しておく。

 叔父さんは振り返らずに右手を軽く上げて出て行った。


 さて、夜ご飯の準備しないとな。

書いてて低迷してきた時ってどうしたらいいんでしょうか? 

シルアちゃんを見習ってお肉でも食べて考えます!

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