1-18 あそこに見えるのは。
連投失礼します(m*_ _)m
区切ると変になるので長めです!
表現の仕方が下手なので読む人の想像力で頑張ってもらいます。
魔物は俺達しか居ないことが分かると今度はこっちに向かってくる。
「ギュイアアアアア!」
鳴きながら竜巻を飛ばしている。
その竜巻をギルネの雷が相殺していた。
「べギアくん今回復するね!ウィンドヒーリング!」
その間にセシアが急いで俺を回復してくれる。
「ありがとうセシア。もう大丈夫だ」
怠さはあるが、体は痺れなくなり、ある程度回復した。
「フン、魔物だから強いと思ったが、その程度かよお!」
ギルネが雷を飛ばす。
だが竜巻でそれを阻止されてしまう。
「チッ、クソが!」
俺との戦いで何度も魔法を使ったせいか、ギルネの威力が段々弱くなってきてる。
「ギュイ!」
魔物も疲れてきてるのか次は、さっきよりも何倍も弱い風が放たれた。昨日俺が出せた風より少し強いくらいだ。
「フン、魔力切れか?大人しく殺られたらどうだ」
魔物が放った風を片手で払う。
だがそれが良くなかったらしい。
ギルネはいきなり倒れ込んでしまう。
「ギルネ様!」
執事とリツリが慌ててギルネの元へ向かう。
どうやら息はしてるらしい。
でもどうして?などと考えていると、その答えはすぐにわかった。
「ンゴー、ンゴー、ンゴゴゴゴ」
ギルネが鼾を掻いて寝ている。風だと思っていたが、魔物が放ったのはどうやら催眠効果のある魔法らしい。
「よかった……」
リツリ達が安心するのも束の間。
今度は執事とリツリに向かって放たれたのだ。
ギルネの事を見ていたので、それに気づかない。
そのまま2人もギルネの上に倒れキの字になる。
男2人に乗られるって嫌だな……。
「ギャギャギャ!」
魔物は嬉しそうだ。
ひと笑いして落ち着くと、今度は俺の方を睨む。
このまま逃げてしまったらギルネ達が危ない。
くそっ、やるしかないのか!
俺は、ダメ元で風の魔法を使ってみる。
「喰らえ!」
俺の放った風がゆっくりと飛んでいく。魔物に当たる頃には微かな風になっていた。
……………スカッ。
「ギュイギュイギュイ!」
魔物が翼をバタつかせて、∞の字に飛んで笑う。
「まさか魔物に笑われるとは……」
笑い終わり、竜巻が飛んでくる。
「べギアくん危ない!ウィンドシールド!」
セシアが俺の前に立って風の盾を使う。
「きゃ──」
完全に防ぐ事が出来ず、後ろに飛ばされてしまう。
「セシア!」
俺はセシアの方へ向かう。
「セシア!大丈夫か!?」
「うん、ちょっと尻餅ついちゃっただけで何ともないよ!」
よかった。でも安心は出来ない。
「俺が時間を稼ぐからセシアはシルアを連れて逃げてくれ!ルレンは2人が攻撃されないよう、守ってくれ」
「べギアさんはどうする気ですか!?」
ルレンが聞いてくる。
「俺はやつの気を引かせて他の先生達が来るまで時間を稼ぐ」
「無茶ですよべギアさん!」
涙目になるルレン。
「大丈夫だ、別に倒すわけじゃないんだ。後5分もしたら先生達も来るだろう」
ルレンを宥めるように言う。
「絶対死なないでくださいね!」
フラグが建ちそうな事を……。やめてくれよ……。
「あぁ!ルレン!セシア達を頼む!」
安心させるために力強く答える。
「わかりました。絶対ですからね!」
だからフラグ建てるのやめろって……。
返事を聞くとセシア達は眠そうなシルアと一緒に訓練場を後にする。
「さっきは、よくも笑ってくれたなぁ!これでも喰らえ!」
俺はギルネに投げたように魔物に向かって岩を投げる。
…………コツン。
油断していたのか、岩は魔物の額あたりに命中する。
「よっしゃ!」
当たったのが嬉しくて、ついガッツポーズをする。
「ギュイアアアア!」
痛かったのか魔物はカンカンだ。
俺目掛けていくつもの竜巻が飛んでくる。
岩陰に隠れながら攻撃を避け、岩を拾って投げていく。
ギルネ達から魔物を遠ざける事に成功する。
そのまま岩のエリアから隣接してある森林エリアへ移動した。
ここなら木がいっぱい生えているので上からじゃ確認出来ないだろう。
木に背を預け少し休む。
「ハァハァ、先生達はまだか!?」
肩で呼吸をしながら思う。
魔物は俺の事を探しているようだ。
遠くの木々が倒されていく。
ここに居るのがバレるのも時間の問題か!?
息を潜めて居ると、たくさん生えている木の中に1本だけ何か見える。
「なんだあれ?」
右手を広げ、眉毛に水平にしておでこの所に手をつけ見る。
そこには、翡翠色の髪をした少女が干された布団の様に垂れている。
まずい!?ギルネ達から遠ざけるのに一心不乱で他の人を巻き込んでしまったか!?
「おい!大丈夫か!」
少女に声を掛ける。だが、しかし反応がない。
意識を失っているのか…。
このままだと魔物にやられてしまう。
少女を助けるために木を登る。
登るのに手間取る。
早くしなければ魔物に気づかれてしまう!
3歩進んでは1歩下がる。
少女を助けようと必死で登っていく。
それを繰り返して、漸く少女の元に着く。
そして、少女を掴んで抱えた時だった。
「ギュイアアアア!」
魔物に気づかれてしまった。
全速力でこちらに向かってくる。
「やばい!」
俺は少女を連れて早く降りようとしたが、足を滑らせて少女を抱えたまま落ちてしまった。
「うわあああああ!!」
3mほどの高さから勢いよく落下する。
その時に何回か枝がクッションの役割をして落下する速度を低下させる。
ガサガサガサガサ………………ドサッ。
俺は少女を抱えたまま受け身をとる。
章追加するのを覚えました(遅い)
今読み返したけど、あれ?魔物少し待ってくれてない!?って思ったけどそのまま投稿します。




