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べギアと鍵と少女と。  作者: あさり
第1章 出会い
16/85

1-16 始め!!

いよいよ決闘が始まります?

今日も1話だけの投稿です。

土日にいっぱい書きたい…(願望)

 「それでは、べギアくんとギルネくんの決闘を始めます。両者は離れてください」


 俺とギルネは10メートルほど離れた。


 俺達以外の5人は安全のため、端の方に移動した。


 「ギルネ様ー!せめて骨だけは残してあげてくださいねー!」

 ギルネの執事が両手を広げて、それを口につけて応援する。 


 おいおい、ほんとに殺す気か!?

 でもギルネってそんな魔法使えるのか?

 セシアの話じゃ、貴族組の中では下の方だと聞いているし、多少痺れるくらいの魔法しか使ってこない。

 ドラゴンの炎のような破壊力のある魔法は使えないだろう。


 「べギアくん、頑張ってね!絶対勝ってね!」

 セシアが俺の事を応援してくれる。


 それがギルネの心に火をつけた。

 火より油を注いだという方が正しいかも知れない。


 ギルネの両手にバチバチと黒い電流が流れている。

 どうやらギルネが得意とする闇魔法を放つ準備をしてるようだ。

 いつも使ってくる時より強そうに見える。気のせいだよな?


 「いつもは手加減していたが、今回は本気でやらせてもらおう」

 ギルネが構えながら言う。


 俺をいじめてる時は遊びだったのかよ!?

 貴族が人に怪我を負わせたってなったら問題になるから抑えてやがったのか?


 はぁ、なんでドラマでやってたポーズを真似してしまったんだろう…。

 俺はあのドラマを一生恨む。

 

 「準備はよろしいですか?」 

 セレーナ先生が俺達を見て聞いてくる。

 魔法が使えない俺には準備も何も必要ない。

 強いて言えば、殺される心の準備くらいなものだ。


 何も言わなかったので肯定とみなされたのか、セレーナ先生が始めの合図をする。

 

 「始め!!」

 

 最初に攻めてきたのはもちろんギルネだ。

 俺、魔法使えないからね! 

 

 「フン、丸焦げになるがいい。ダークバレーノ!」

 呪文を唱えると黒い雷が俺目掛けてやってくる。


 いつもギルネが使ってる雷より早い。

 避けなければ!と思い、俺は左に転がり避ける。

 

 なんとか逃げることが出来た。

 雷の当たった地面を見ると10センチほど抉れていた。

 

 「危ないだろ!こんなの当たったら死ぬだろうが!」

 敬語なんて忘れてギルネに言い放つ。先輩で貴族だけど、もうコイツなんかに敬語なんていらない気がしてきた。

 それに関しては何も言って来ないしな。


 「殺すつもりでやってるんだ、当たり前だろ?」

 ギルネが笑みを浮かべて言う。めちゃくちゃ怖い。


 そう言うとギルネは両手から何発も黒い雷を飛ばす。

 

 俺はそれを持ち前の運動神経で躱す。


 ふぅ…危ねぇ。叔父さんに鍛えられてなかったら、今頃やられてた。

 

 魔法は使えないから、せめて体力だけは!と言われ。

 両親が亡くなって、叔父さんの家で暮らすようになってから、毎日のように特訓させられた。


 まさか、こんな所で役に立つとは。今だけ叔父さんに感謝。

 今日帰ったら叔父さんの好きなオムライスでも作ってあげよう。

 生きて帰れたらだけど!


 流石にこのまま殺られるわけにはいかない。

 俺はギルネが放った魔法で砕けた岩をバレないように拾う。


 何個もある大きい岩を盾にして、左から後ろに回り込むように移動する。

 

 「ロック◎△$♪×¥●&%#?!」

 ロックの部分だけ大きく言って、さっき拾った岩を投げた。

 魔法は使えないので、あたかも土魔法が使えるように見せかけた。言わばブラフだ。


 俺の投げた岩はギルネ目掛けて飛んでいくがギルネの放った雷で粉々になってしまう。


 「フン、どうやら土魔法が使えるらしいな?だがオレ様にそんなもんは効かん!」

 ブラフに引っ掛かかってくれて助かった。


 効かないと言う割には警戒しているようだ。


 ギルネが警戒しているうちに、新たに岩を拾ってポケットに閉まっておく。


 今度は反対側から回り込む。

 さっきは粉々になってしまったので、少し大きめの岩を拾っておいた。

 

 「喰らえ!」


 拳より1回り大きな岩を投げる。


 また雷で粉々にしようとするが、粉々にした破片がギルネに命中した。


 「やった!」

 俺は当たったことが嬉しくて声に出す。


 すると同時にギルネの全身から黒いオーラのようなものを感じた。

 

 「どうやら、オレ様を完全に怒らせたみたいだなあ?」

 

 その瞬間、俺の全身に悪寒が走る。

 ドラゴンの時よりやばい、今度こそ終わった。


 「泣きながら全裸で土下座でもしたら許してやろうと思ったが、死んでから後悔させてやる!」

 

 さっきの何倍も早い雷が放たれる。

 避けようとするが、桁違いの威力が俺を襲う。


 「うわああああぁ……!」

 叔父さんに殴られるより痛いかも知れない。


 俺はその場に倒れ込んだ。


 「べギアくん!」

 「べギアさん!」


 セシアとルレンが心配して声を掛けてくる。


 「今日は記念日になりそうだなあ?アハハ。」

 ギルネは両手を広げて高らかに笑う。

  

 「ギルネ様、流石です!」

 「ギルネ様、カッコイイ!」

 

 執事とリツリがギルネを褒める。

 

 「さて、最後に言い残したことは無いか?」

 ギルネが俺に問いかける。


 だが、全身が痺れていて、立ち上がる事も出来ない。無論喋ることも出来ない。


 「フン、何も無しか。ならば、そのまま両親の元へ行くがいい!」


圧倒的じゃないか…( ゜д゜)

ギルネの容姿に関して全く決めてないのは秘密です。

でもジャイ〇ンみたいな感じにしたい。体型はね!

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