1-12 べギアのカツカレー
区切ると変になるので長めです!
もしかしたら、夜ご飯食べてから後1話投稿するかもです(したい)
午前中の授業が終わり、お昼休みになった。
寝ないように頑張って耐えていたので、どんな授業をしていたのか覚えてない。
「べギアくん!ルレンくん!ご飯一緒に食べよ?」
教室を出た瞬間、セシアが声をかけてきた。
毎回思うんだが貴族組の授業は終わるの早いのか?
いつも教室を出てすぐに声をかけられるぞ?まぁ友達が少ない俺からしてみれば嬉しいんだが。
3人で食堂へと向かう。
1日休んでただけでも凄い久しぶりな感じだ。
「セシアは今日もパンケーキか?」
「そうだよ!ここのパンケーキはふわふわで美味しいんだぁ〜」
今にもよだれが垂れそうな感じのセシアが言う。ん?少しよだれ垂れてないか?女の子にそんなこと言えないので黙っておく。
「そういう2人は今日もカツカレー?」
よだれが垂れてないセシアが聞いてきた。やっぱり垂れているように見えたのは気のせいだったか。危ない危ない。
「そうだなー。安くてボリューミーだからな」
「はい!」
なんとなく、ルレンは毎回、俺の食べてるやつを選んでる気がする。自分の食べたいもの食べろよな。
そんなこと言ったら「僕はべギアさんと同じものが食べたいんです!」とか言い兼ねないから言わない。
セシアにも俺達のことBLだと思われたくないしな。
いや、でも…実はセシアはBLが好きで俺達といるんじゃ…怖いから考えるのやめよ。
食堂に着くと俺は目を疑った。
なんとそこには家に居るはずのシルアが居た。
しかも、めちゃくちゃ食べてるんですけど……。
6人用のテーブルをシルアだけで使っていた。それだけの量を食べていたのだ。
「べギアおそい」
遅いってなんですかね!?こっちは、さっき授業終わったんだっての!
「なんで居るんだ?」
俺は素直に思ったことを聞いてみた。
「きいた」
「だ、誰から?」
俺は恐る恐る訊ねる。
「ティムおじさん」
おおおおいいいい!叔父さんしっかりしてええ!
なんとなく青空を背景にサムズアップしている叔父さんを思い浮かべた。キラーンじゃないよ!何歯を光らせてるんだ!
どうせ「子供は外で遊んだ方がいい!」とか言って行かせたんだろ!?ここは学園だから!お勉強するとこだからあああ!
「はぁ…それでどうやって入ってきたんだ?門番も居ただろうに」
「ねてた」
寝てただと!?うちの学園の警備は一体どうなってんだよ…。貴族もいるんだぞ?
「来てしまったものは仕方ないよ!みんなでご飯食べましょ?」
セシアが気を利かせて言ってくれる。
「それもそうだな」
来てしまったものはしょうがない。みんなで食べるとしよう。
「もうたべてる」
言わなくてもわかってますよ…。と思いながら俺は食堂のおばちゃんの元へと向かった。
「おばちゃん、カツカレー2つ」
俺とルレンの分を頼む。
「ごめんなさいねぇ、ちょうどさっき売り切れてしまったの」
な、なんてこった…。1日ぶりに食堂のカツカレーが食べれると思ったのに。
「もうライスしか残ってないのよ」
え?ライスだけ!?まさかほとんどシルアが食べたんじゃないよな?
そう思っていると、ちょうどシルアがカツカレーを食べた後だった。
「おいしかった」
満足そうな顔をしているシルア。そりゃおばちゃんのカツカレーは絶品だからなあ!
はぁ、諦めてライスにしよう…。
「おばちゃん、ライスで」
「あいよ」
俺は泣く泣くライスを頼んだ。
シルアちゃん久しぶりの登場な気がする。
いっぱい食べても太らない体型いいね!なりたい
そして、出て来なくても存在感の強いティム叔父さん。ハ〇レンにムキムキの人がいますよね、イメージはあれです。髪はあれよりある設定です。




