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生徒会長と副会長!?

今朝あった白髪の青年は何なんだろう?

星鏡学園に転校して来た美来さん、今朝…迷子中にあった白髪の青年と同じクラスだった。

「はい、転入生の桜木美来さんです。自己紹介してください。」

「はい、香川県から来ました、桜木美来です。

皆さんと勉学、共に頑張りたいと思います。」

そう美来さんが答えた。

「では美来さんの席はカイ君の横ですね。」

圭が指さした方は、窓際で一番後の席に座っている白髪の青年の横の席だった。

美来さんは席に向って座った。

「よよろしくお願いします。」

緊張して言った美来さん白髪の青年が答えた。

「よろしくお願いします。それと今朝はすみません。」「あっこっちもぶつけちゃったから」

話をして時に白髪の青年はきずいた。

「自己紹介していませんでしたね。貴月佳以(きづきかい)と言います。あと敬語はいりませんよ。」

そこで美来さんは貴月と言われ、圭先生と同じ名字と気づいた。

兄弟と思った時カイが続けて言った。

「で今朝ぶつかったのは3年生の九条或人(くじょうあると)会長です。」

「え〜と?会長ってたの?」

「言いましたけど?それに今朝も言っていますし気づいていた方のですか?」

図星である。

「え〜と貴月君」

「カイでいいです」

「じゃあカイ君貴月先生とは兄弟なの?それに何で今朝九条会長といたの?」

「貴月先生とは従兄弟です。あと今朝アルト会長といの居たは」

その時授業のチャイムが鳴ってしまった。

「この続きはまた今度にしまょう」

そして授業が終わり休み時間になり美来さんはカイにさっきの話の続きをしようとしたその時にクラスの皆に囲まれて質問する攻めにあった2人を除いて、カイと一緒に銀髪の青年が教室を出ていっていた。

質問地獄から解放された美来さん

「あらあら桜木さん大丈夫?」

「美来ちゃん生きてる?」

そう聞いてきたのは、職員室に案内してもらった日野莉音と月野白だった。

「日野さんと月野さん」

「リオンで良いよ」

「私もシロでいいよ」

「分かったじゃあリオンちゃん、縁起が悪いこと言わないで〜あと生きてるよ!」

「良かった〜そうだ!昼休み僕とシロタンが校内案内して上げるよ」

「ありがとう」

美来さんは2人と話して約束をしたチャイムが鳴る前にカイ教室に戻ってきた。

その手には一冊の本を持っていた。

題名は《月の狐神と巫女の恋》と書いていた。

昼休み美来さんは2人に校内を案内されていた。

「本当に広いね」

「中高一貫校だから結構広いんだよね〜、最後あそこが生徒会室」

美来さんに生徒会室を説明しようとした時

「ぎゃ〜〜〜〜〜!」

生徒会室から悲鳴が聞こえてきた。

「えっ何?悲鳴?生徒会室から聞こえたのだけど?」「あ〜またやってるのか」

シロがそう呟いた。

そしてリオンが生徒会室の扉を開けて、入って行った。

美来さんはシロに背中を、押され生徒会室に押し込まれた。

生徒会室に入ったら椅子に座っているニコニコしてるカイの前に土下座をしている九条会長

「一体何があったの?」

美来さんは質問した。

「多分こうだと思う」

数分前の生徒会室

「つ〜か〜れ〜た〜!もうやりたく無い!」

机に突っ伏しているアルト

「は?これはアルトの仕事ですよね?早く終わらせてください。」「え〜カイ手伝ってよ!」

「駄目です」

切っぱり断った。

「少し休憩しましょうか確か冷蔵庫にプリンがあったはず」

その時アルトの体がビクついた。

そしてカイが冷蔵庫開けるとそこにはプリンがなかった。

「ね、アルト会長冷蔵庫に入れてあったプリン知りません」

「し、知らないよ」

バレバレ嘘である。

「へそうですか。そういえば口の横にキャラメルがついていますよ」

「はいダウト嘘ってわかるもん私がプリン食べたの昨日だもん」

堂々と言う

「へー、昨日プリン食べたんですか」「あ…」

「ア〜ル〜ト〜会〜長〜?」

ニコニコ笑顔でせまってくるカイ

「ぎゃ〜〜〜〜〜!」

そして今に至ると

「合ってる」

涙目で言っている。

「カイそろそろ許してあげたら?」

「駄目です。GO〇〇VAのプリンですよ!」

そうカイが言ったらシロが

GUILTY(有罪)

「シロ見捨てないで!リオン助けて!」

リオンに助けを求める

「それはモグモグお姉様がモグモグ悪いよモグモグ」「リオン?何食べてるの?」

カイが聞くと

「冷蔵庫に入ってた。ロールケーキ!」

カイはリオンの両方のほっぺたを引っ張って言った。「悪いお口ですね」

それを見てアルトが逃げようとしたが

「どこに行くつもりですか?」

2人は正座させられて叱られている。

数分後

「みっともないとこ見せちゃったね。改めまして私は九条或人、生徒会長だよ」

「桜木美来です。今朝はすみません九条会長」

「敬語入らないよ後アルトで良いよ」

「じゃあアルトさん」「さん付け駄目!」

「ごめんなさいじゃあアルトちゃんで」

「まあ良いや、そうだカイは副会長だよん」

美来さんはカイが副会長と知って驚いた。

一方その頃カイはお昼を作っていた。

生徒会室には台所が有り、普段は紅茶飲むためにお湯を沸かすために使われています。

時々カイがお昼作るために使われています。

廊下から走る音が聞こえて扉を、思いっきり開けてこう言った。

「カイ!ご飯まだ作り終わってないよね!」

その青年は赤髪でのロングで瞳の色は左右で違う右眼が赤で左眼が青だった。

「カヤノ廊下は走ってはいけません!後まだ作り終わっていませんので作りますよ。

デミグラス?ケチャップ?」

カイが聞くと

「ケチャップ!」

元気よく言った。

「アルトちゃんこの子は?」と美来さんは聞くと「この子は紅月茅野(あかづきかやの)中等部3年3組だよ」と説明を受けた美来さん、そしてカイがオムライスを人数分作って持ってきた。

「召し上がれ」その時アルトが

「カイ?私のデザートは?」「ありません」

言われがっかりするアルト

「アルトちゃん私のデザートあげようか?」

「良いの?」

そこでカイが

「桜木さん会長を甘やかさないでください」

「分かった…」

「そんな〜」

「貴方は!昔からそうやって小さい頃どれだけ苦労したか分かりますか?」

「リオンちゃん?アルトちゃんとカイ君ってどんな関係?」

「え〜っとたしか?」

「昔カイは元専属使用人だったらしいよ。」

シロが答えた。

「なぜやめたんだろ?」

「そこは知らない」

まさかぶつかったのが会長だったとは。だけど確か言ってたね。

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