先輩のお兄さん
美来さんが駅のホームで電車を待っていたら電車がにて美来さんは電車に乗り込んだ。
美来さんが電車で揺られている後から声が聞こえた。
「痛い痛い痛い離しやがれ!」
若い男性を抑えているカイと諒がいた。
「貴方彼女のお尻触ろうとしましたよね?」
「言いがかりつけてんじゃねぇよ!」
「触ろうとしたよ後昨日も触っていたよね?逃げられたけど」「昨日のガキ!あ!」
「次の駅でおりましょうか?抵抗したらどうなるかわかりますよね?桜木さんも来てください。」
次の駅で降りてカイは男を駅員に渡した。
「大丈夫でした変なことはされませんでしたよね?体に触らせていませんから大丈夫だと思いますが?」
「大丈夫だよカイ君」「心配性だねカイは本人が何ともないって言っているからさ大丈夫だよ。所で美来さんはどこに行こうとしていたの?」
「渋谷に行こうとしていました。」
「渋谷か〜だったら一緒に行こうか」
そうして一緒に向かう事になった。
美来さん達は渋谷駅について改札抜けたら景吾と男性が居たがその二人は、女子高生に捕まっていた。
「待ちなさい痴漢!誰か駅員呼んでくださいこの二人痴漢です。」
「は痴漢バカじゃないの?俺はそんなことしてないし、できるはずもない」
「あんたがやっていたかったところ知ってるんだから」
「だったらなぜその時言わなかった?おかしいよな俺がやった証拠でもあるのか?」
「触った間違いない。警察呼ばないから示談金払え」「なるほどだったら警察呼んでもいいよ。」と男の人が言ったらその時野次馬が集まってきて、その中から。「警察ですとうしてください何があったんですか?」
「あんたたちもう終わりね。この人たちが痴漢してきたんです。」
「そうなんですか?あなたたち身分の証明できるものありますか?」「智輝出してやって」
景吾に言われてその人が出したものは警察手帳だった。
「警察庁刑事局長の西尾智輝です。」
「警察庁刑事局長!」「何それ意味わかんない!警察でも触ったのよ!」
「だから無理だって言ってるだろ?だって俺たち車で来たからな。冗談と思うなら確認しろちゃんと写ってるぜ防犯カメラに、そして前が俺達に冤罪かけて金を騙し取ってるってことをな。」
女子高生は逃亡しようとしたが景吾に抑えつけられた。
「終わりなのはお前だよ。こんなことして親がどう思うかな?自分がやったことを自覚してきちんと反省しな」
女子校生は警察に連れて行かれた。後から知った話だが、女子高生は前にも同じ手打ちをやっておりそれにいろんな溶剤が出てきて警察のお世話になったらしい。
「警察庁刑事局長?もしかしてリアル浅○光○ってこと?」「そうなるね」
「違うよ全然違うよ!誰が名探偵だ!」
「ごめん景吾高校生探偵だね」
「工○新○でもねぇ!コレは一応兄の西尾智輝で、こっちが高等部2年の桜木美来さんだ。」
自己紹介も終わり、美来さんたちは渋谷にあるカフェに入った。
「好きなもの頼んでいいよ。」
「でもこんな高い物いいの本当に良いの?」
「大丈夫払うのコイツだから」
「ちょっと待て俺が払うのかよ」
「普通だろ学生でこんな高い物払えるわけないからさ」
「分かったよ…」「本人から許可取れたから食うぞ!」
「でも本当に良かったな。智輝さんが居て、もし居なかったら…」
「連れて行かれて痴漢の冤罪を着せられていたの?」
「いや景吾だったら対手を泣かしますしね。」
「どういう事?」「例えば何処に触ったか指紋が付いているか、もし電車から降りてから言われたのであればどの電車でやれたか証拠はあるのかと尋問しててやりすぎる時があるらしいです。」
「だって人を痴漢の犯人にしようとしたからさ少しお仕置きをしたまでだよ」「「「「う〜わぁ」」」」
「なんで引くんだよ!智輝だってやってんだろ!」
「「「兄弟揃って鬼畜だな…」」」
諒と景吾と智輝と別れてカイと美来さんが九条家に帰っている。
「今更カイ君に聴くのだけど何処に行っていたの?」
「八王子にある団子屋に行っていただけですよ。」
すると公園で子供の声が聴こえてきた。
「どうしようコレじゃあ遊びの続き出来ないよ」
「お前が変なとこに投げるからだよ!」
「君達どうしたの?」
「ボールが木に引っかかったんだよ。」
「任せて私が撮ってあげるこう見えて私木登り得意だから」
美来さんが木に登った「もう少しで届きそうきゃ!」
突然木の枝が折れたがカイが素早く助けた。
「危ないですよ代わりに取ります。」
カイはスイスイと木に登ってボールを取った。
「ありがとうお兄ちゃんお姉ちゃん」
「今度は変なところに飛ばすんじゃないよ良いね?」
「分かりました。後お姉ちゃん怪我はない?」
「大丈夫だよこのお兄さんが助けてくれたから」
「ならよかったよ。本当にありがとうございますお兄さんお姉ちゃん」
「カイ君ありがとう助けてくれて」
「桜木さん?貴方は何考えてるんですか?怪我したらどうするんですか?」
「ごめんなさい今度から気おつけます。」
「本当に気おつけてくださいね?」「はい」
そして美来さんとカイは九条家に帰っていった。
「じゃあ会計お願いね♪」「二十万…だべすぎだろ!」「すみませんごちそうさまでした。」