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モンスター図鑑 エンシェントコボルト
コボルトの老齢個体である。
その長きに渡る生ににより身体は摩耗に蝕まれ、視力が衰えていき、遂には視力を失ってしまった個体である。自然界では視力を失った個体は淘汰されてしまうのが自然の摂理である。
しかしこの個体は視力以外の全ての感覚を鋭く研ぎ澄まし、その結果聴覚や嗅覚が異常発達する事となった。暗闇の世界を生き抜く為エンシェントコボルトは攻撃性を増し、身の回りで音を立てる全てに敵意を示すのだ。
しかしエンシェントコボルトは記憶力が良い為、自らが認めた者の足音や自らの子供や伴侶の足音などを聞き分ける事が出来る。
なのでエンシェントコボルトの目が見えないからと言っても目の前に居る相手が誰だか分からなくなるという事は決して無いのだという。




