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モンスター図鑑 ルシギツネ
全身にルシ魔法を纏った真っ黒な狐であり、特にその口元鼻から禍々しいルシ魔法の煙が絶えず放出されている。あらゆる動物が酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すように、ルシギツネは酸素を吸ってルシ魔法エネルギーを放出するのだ。この狐が居る事で魔族国ルシリスの空気中におけるルシ魔法濃度がかなり上昇していると言われている。
ルシギツネは元々、どこにでもいる普通の狐だった。
ルシファーが自国ルシリスの領土を広げる際にルシ魔法を数匹の狐に吸い込ませて野生に放った。
そうして放たれたルシギツネは自らが放出源となり更にルシ魔法を拡大化させた。
そうして拡大化したルシ魔法を吸い込んだ狐がまたルシギツネへと変貌を遂げる。
これを繰り返した結果、魔族国ルシリスでルシギツネの数が増えていった。
魔族国ルシリスが太陽光が届かない暗闇に飲まれているのは、このルシギツネも原因の一端を担っているだろう。




