モンスター図鑑 マシュマロウサギ
絶海の雪原に生息しているとされている真っ白な兎。
全身がマシュマロの様に真っ白である為この名前が付けられたと絶海の雪原外から来た者は勘違いされがちだが、本当の名前の由来はそうではない。
このモンスターは数多もの糖質によって形成された兎であると言われている。
その為、その真っ白な体毛は常に甘い香りを漂わせている。
そして、絶海の雪原の原住民であるフロスト族はこのマシュマロウサギの排泄物を食料とするのだそう。
それを聞けば絶海の雪原外から来た者達は皆怪訝な顔をする。
しかし、マシュマロウサギの肛門から排泄された便は見まごう事なきマシュマロであった。
それでも外から来た者は食べようとはしない。
しかしそんな者達を他所にして現地住民であるフロスト族は豪快にそれを口にしたのだ。
それと共に漂ってくるのは砂糖の様な甘い香り。
それを見た外から来たものは意を決してマシュマロウサギの便を口に頬張った。
先入観からか一瞬の吐き気を感じたが、その後に口に広がったのはとても甘い味だった。
絶海の雪原の兎の便はどうして食べる事が出来るのかと、その者は聞いた。
するとフロスト族の者は答えた。
絶海の雪原の兎だから食べれるわけではないと。
絶海の雪原には大きく分けて2種類の兎が存在しているらしい。
一つがこのマシュマロウサギ、そしてもう一つがアルミラージと呼ばれる角兎だ。
そしてフロスト族の者は答えた。
マシュマロウサギとアルミラージを間違えてはいけないよと。




