モンスター図鑑10 ラヴァドール
マグマスライムから進化していった個体である。
見た目の形状はスライムドールと瓜二つの様であるが、直接的な関連性は無く、また、生息域も平原地帯と溶岩地帯で全く違う為偶然にも進化の方向性が一致し殆ど瓜二つの様な姿へと進化したと思われる。
どちらもスライム種である為、このような進化を遂げるのは想定の範囲内ではあったが、実際にそのように進化していったスライムドールとラヴァドールと言う二つのモンスターを見比べてみるのも一興と言えるだろう。
しかし全身が溶岩質で形成されているラヴァドールは、溶岩地帯から地上へと運び出そうとすると急激な温度の変化によって石の様に硬質化してしまう。
それは、元々の軟体質を維持する為の適正気温が溶岩地帯を基準にして進化していってしまった為だと臨海政府局は結論を出している。
石のような状態になってから、再び溶岩地帯に戻すと数十分足らずでその石が溶け出し、ラヴァドールに再形成して生き返ったように動き出す事が出来る為、体温の温度低下による硬質化は、一種の仮死状態だと言えるだろう。
仮死状態のラヴァドールは再び溶岩地帯で生き返る事が出来る。
これの謎を解明する事が出来れば、医療班は数多もの人間を救う事が出来る。
一般人からしてみればただの溶岩地帯のモンスターに過ぎないが、医療班からしてみればそれは大きな可能性の塊なのだと、とある医療班は言っていたそうだ。




