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神様の殺処分を命じられたとあるチーターの冒険録  作者: KT
勇者が学園に通う理由ってもしかして年齢ってだけだったりする!?
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-2

そういえば学園の名前聞いてなかったけど・・・

校門に書いていたわ、えっと”ホットギス学園”?

変な名前・・・

ってか学園ひろっw

端が見えないってマジ?

広すぎ、大きすぎ!

というか建物が見事なまでに豆腐で真四角なのも呆然を通り越して唖然・・・


俺が元いたところでもユニークなところあったぞ?

っていうか、ここの文字読めるんだ・・・

ーー

ゼウス『そういうのも込みでプレゼントなんじゃ♪』

ーー


っ!?

あっぶねぇ、思わず声に出すところだったわ。

真横にグレンさんがいるっていうのに・・・

しゃしゃり出てくんじゃね!


グレン『お二人はココでお待ちください、人呼んできますので・・・』

2人「あ、はい。」


つかの間の休息?

じゃないか、解決してないもんな。はぁ・・・


「あのゼウス?これはどういう・・・」

裕也「俺たち神様を処分しに来たんじゃなかったのか?」

ーー

ゼウス『そのはずなんじゃが、どこかで運命にひずみが生まれたんかのう~』

ーー


「いや、それ説明になってないんですけど!?」

裕也「運命のひずみって何!?」

ーー

ゼウス『ワシがこの世界に干渉した結果起こったバグってことじゃ。』

ーー


「ド戦犯じゃん」

裕也「じゃあこれからどうするの?

っていうかどうなるの!?」

ーー

ゼウス『学園に通いながら、神様処分をすることになるじゃろうな・・・』

ーー


「その両立ってできるの?」

裕也「城から寮に変わっても、留守にしてたらバレるんじゃ・・・」

ーー

ゼウス『困ったのう』

ーー


おいおい・・・


グレン『学園長が会いたいそうです。』

「・・・人は?」

グレン『誰もいなかったので学園長室に直接訪問しました。』

「それ大丈夫なの?」

グレン『皇帝直属の護衛隊長なので問題ありません。』


・・・この人いきなり馬鹿になった!?

なんかさっきまで偉く丁寧で賢い威厳ある雰囲気だったのに、今すっごい崩れてたよ!?

グレン『ウォッホン、ささ。参りましょう・・・

コチラです・・・』


終始困惑気味・・・

っていうかゼウスに出会った時からからずっと困惑中な俺なんですけど!?

裕也「これ大丈夫?」ボソッ

「さぁ?」ボソッ


校内に足を踏み入れることになりました。

ちょっとよく分かんないですね、俺たち何しに来たの!?


ーー

ゼウス『分かったぞい!

お主らの特権、神を滅する力に呼応して神様を呼び寄せる力が発動しているようじゃ。』

ーー

2人「歯ぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」


グレン『っわ、びっくりした。お二人ともどうされたんですか?』

「え?あ・・・いいえなんでも」

裕也「無いです。はい、行きましょう?」


グレン『あ、はい。』


ーー

ゼウス『・・・もう面倒じゃから、念話のやり方教えるわい。

ワシに伝わるよう念じるだけじゃ、頑張れ?』

「こうか?」

裕也「なんか変な感じ。」


ゼウス『goodじゃ。』

「意外と簡単。」

裕也「そうだな。」

ゼウス『フォッフォフォフォそれは良かった。』


「・・・いやそうじゃなくて、さっきのどういうこと!?」

ゼウス『うむ、そのままの意味じゃ。この世界に”踏み潰す神様”がやってくる。』

「・・・なんで?」

ゼウス『お主らがこの世界に降り立ったからじゃな、もっと正確に言うとワシがこの世界とお主らとの関連性を干渉し弄った結果ともいえるか・・・』


裕也「ゼウスのせい?」

ゼウス『うっ・・・』

「じゃあ城の妙な態度については?」

ゼウス『お主らの来訪と同時に起こった、その世界に住まう上位種の者たちによるナニカの直感が呼応したんじゃと思う。』

「ゴメンもっとわかりやすく言えない?」

裕也「意味不明なんですけど?」


ゼウス『要するに、お主らのせいでこの世界に危機が訪れている可能性を考慮した表れってことじゃよ。』

「・・・でも事実でしょ、それは。」

裕也「さっきの話からするとそうなる?」

ゼウス『・・・まぁそういうことになるな。』


「じゃあダメじゃん。」

ゼウス『まぁまぁ、おかげでわざわざどこかに赴かずに済むじゃないか?』

「それは大丈夫なの?」

ゼウス『分からん。とりあえず”踏み潰す神様”の処理が出来てからじゃな。』

「そういうことなの!?」

裕也「で、いつくるの?」


ゼウス『もう来てる。』

ーー


2人「歯ぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」


グレン『あの、お二人とも本当に大丈夫ですか!?』


念話中もグレンさんの後をついていましたが・・・

再びゼウスに突飛なことを言われて驚愕の声を上げざるを得ませんでした。

だってそうだろ、もう来てるって・・・


いや、もうこの世界終わるやん。

ーー

ゼウス『お主らが勝てばよい。』

ーー


そういう問題!?

っていうか、もうやるしかないのか?

はぁ・・・


グレン『あ、あの。学園長室に着きました。』

「あ、はい。」

裕也「分かりました。」



えっと、どうすればいいの!?

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