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神様の殺処分を命じられたとあるチーターの冒険録  作者: KT
死んだ、生き返った、神様だぁ!?
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-1

俺の名前は橋本龍星(はしもとりゅうせい)、私立高校に通っているごくごく普通の男子だ。

2年に上がってやや経っているが、学年全体が明日の修学旅行にそわそわしている。


??「りゅう、おま明日ゲームとか持ってくんの?」

「あぁ?んなもん持っていけねぇよ。没収されたらクッソ面倒じゃん?

だからスマホだけにするw」

??「それも没収されるだろ、バレたらww」

「あぁ、それは大丈夫ウチの担任優しいから没収された翌日返してくれるよ?」

??「マジ?俺も持っていこうかな~」


話しかけてきたのはクラスで一番仲のいい友達、元原裕也(もとはらゆうや)、何の因果か幼馴染で幼稚園の頃からずっと一緒にいる腐れ縁を極めた関係値にいる。

茶髪のとんがりヘアはクラス中で弄られているが染めているわけでもセットしているわけでもない地毛とのこと。まぁ、俺はこいつんちに泊ったこともあって真相を知る人間だったりするわけだが・・・


で、俺もこいつもクラスからはもてはやされている。

こいつはギザっぽさは見た目だけにあらず、行動もウザイくらいに癖のある言動をとる。

で、学生の本分勉強・スポーツの方はというと優等生という立ち位置だ。

対して俺も、何人からか告白される実績を持つイケメンと言われる属性の人間で、こいつと同じく勉強・スポーツ共に優秀だ。


まぁだからなんだというわけだけども・・・

修学旅行前日の俺たちは授業が早々に終わり今下校の真っ最中である。




「ったく先生話長すぎるわ。」

裕也「だな、俺長すぎて途中から寝てたわw」

「それはヤバすぎw

最後注意事項言ってたの全部聞き逃したの?」

裕也「ヤバい。」


「うんヤバいよそれは・・・」

裕也「いやそうじゃなくて、前。」


「え、うっそ・・・」


俺らが通っていた道は比較的狭い歩道と車道の区別がない補整すらされていないガタガタの道路だった。

そんな歩行者がいた場合普通自動車がやっと通れるくらいの細い道路にごっつい工事用大型車両が猛スピードで走ってきた。

人間の足で避けられるわけもなく、なす術なく俺たちは車に轢かれた。


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