いままでのあらすじ 3
途中から読む方のために話のあらすじをまとめました。すでにいままでのストーリーをご存知の方は読まなくて大丈夫です。
見事、人間を打ち破り荒野のケンタウロスたちは自由を得た。
だが旅を続ける一行に自然の厳しさが襲い掛かる。木影さえない灼熱の大地で今度は水が足りなくなる。そんな貴重な資源を乾いた風と呼ばれるハンターハーピーの盗賊団が占拠していた。
泊めてもらったメロン農家はこれに困り果てていたが、戦えないことを理由に盗賊団の言いなりであった。そこでこの土地の先住民であるデザードスケイル族というトカゲ人間にであう。しかし彼らもまた狩り以外に戦いを好まない種族であった。武力が使えないことに悩んだが、カルベネの奇策により水源を奪い返すことに成功する。
荒野は次第に砂漠へと変わりさらに一行を苦しめる。そんな中、砂漠のオアシスともいえる町を発見する。そこでは奴隷商人が珍しいケンタウロスの青年を売っていた。彼を逃がすか迷うが、そこへ彼の父親が単身で乗り込んでくる。彼らは古代種だと名乗り、仲間を助けてくれた礼に砂漠を案内してもらうことになった。
砂漠を抜けると待っていたのは熱帯の森であった。森でボアオークたちに襲われるもセシリアが返り討ちにする。その後、メリュジーヌ族の助けもあり海辺へ出ることに成功。漁村で魚泥棒と疑われていた和人魚族の青年を助け、絶極大地へ向かうための船を用意してもらった。
途中で休憩のため島へ立ち寄ることにした。そこは羊たちが暮らすのどかな場所であったが……。