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最高の騎士と意地悪な執事

 一人で彼女達の拷問を受け続け今日で三日になる


「ふふ、よく耐えるわね」

「……」

「何か答えなさいよ」


 別に無視をしている訳じゃなかった。痛くて喉から口へ音が移らなかっただけなんだ。


「止めなさい、痛くて声が出ないのよ、ふ、ふふ」


 彼女達は私が痛みで悶える姿を見るのが好きなようでそれを見て毎日毎日、飽きずに笑っている

 そういえば前の彼女達の時もそうだったかもしれない、私を犬や椅子にして笑っていた。

 冷酷なサディスト


「ねぇ、マリア貴方こんな事毎日続けてて辛くないの?」


 辛いに決まっている、貴方達が無理矢理私にやらせているんじゃないか

 と言いたいと事だったけどそんな事を言ったら何をされるか分からないので黙っている


「もうこんな事止めたいでしょ? なら止めさせてあげる」

「ど、どういうことですか……?」

「貴方、この学校を休みなさいな、エミリーの様にずっとね」

「あらあら、貴方酷い事を言うわね」


 とクスクス笑いながら、そんな事を言う

 私が退学すればこの地獄から抜け出せる……?

 今の私にとってこれほど魅力的な話は無かった。


「今なら貴方が来なくなっても他の子に手を出す様な事はしないわ、安心して消えなさい」


 犠牲も無い

 私は寮に帰って本気で学校を退学しようかと悩む

 こんな事で悩むことになるなんて入学した頃は考えもしなかった。

 私がベッドの上で悩んでいると誰かが私の部屋の扉をノックする


「お嬢様、ナサルです。今日はたまたまこちらに寄ったので立ち寄ったのですが開けて貰っても宜しいでしょうか?」


 !? ナサルだ! 私はこの時本気で嬉しかった。あの優しいナサルが来てくれたのだから

 私はベットから急ぎ立ち上がり扉の前まで行き、扉の鍵を開け、扉を開く

 するとそこには半年ぶりに会う私の優しい騎士が立っていた。

 騎士は私を見るなりニコッと笑う


「お元気でしたか? お嬢様? 何かお変わりありませんか?」

「えぇ、問題無いわ」

「ちゃんと栄養のある物を食べてますか? 学食でしょうから、問題は無いと思いますが……」

「だ、大丈夫よ、何時までも子ども扱いしないで頂戴」


 何時もは本当に鬱陶しく思ってしまうが今は私を気遣ってくれるその言葉が身に染みる


「お嬢様、今日はご夕飯はもうお済になりましたか?」

「いいえ」

「なら良かった。食材を買ってきたので今日は私がお料理させて貰いますね」

「やったぁ、それは嬉しいわ」


 ナサルの料理は美味しい

 家の屋敷のコックのバーグにだって負けていない


「ナサルの手料理なら俺も頂きたいな」


 とジェイクも現れる


「団長もですか?」

「何か文句でも?」

「いえ、ありませんけど……」

「なら、良し! さぁ早速作っちまおう、何を手伝えばいい?」


 その後久々に楽しいひと時を過ごした。

 本当に久々だった。

 ナサルとジェイク、それに私の三人が協力して作った手料理を食べ終わった後私の部屋で談話した。


「学校は楽しいですか?」

「え、えぇ楽しいわ」


 私は正直な事を話してしまいたかった。

 全てを曝け出して楽になりたかった。


「ほぉ、それは良い事です。それが本当にならね」


 そう言ってコーヒーを飲み干すジェイク

 ……? ジェイクの言っている意味が分からない

 私がそう混乱していると

 行き成りジェイクは私の腕を掴み私の袖を捲る


「きゃ!?」

「!? こ、これは!?」


 私の腕に付いた細長い青い傷が露わになった。


「これはどういう事なんですか?」

「か、階段で落ちて……」

「階段で落ちて付く傷ではありませんよ、これは鞭の跡だ」

「ま、まさか、鞭だと……? こんな事までされてるなんて……」

「俺も驚きだ。子供のやる事じゃねぇよ」


 私は意味も分からず二人の顔を交互に見る

 二人共さっきまでとは違い鬼の様な形相で私を見ている


「お嬢様、本当の事を話して下さい」

「し、知らないわ……何を言ってるの……?」

「無駄ですよ、お嬢様、実は俺達が此処に来たのは料理をする為じゃないんです。貴方の御友人のエミリー様、サシャ様が立て続けに学校に来ない様になって不審に思った。教師が私達に連絡を寄こしたんです。「私が聞いても何も無いと言ってくるんだが何か様子がおかしい」とね、此処に来た理由はそれです。何か良く無い事に巻き込まれているのかもと覚悟して来ましたが……まさか鞭が飛び出すとは……」

「誰にやられたんですか? 他に傷は無いんですか?」


 と私に近付くナサル


「……」


 二人の私を気遣う言葉に涙が出そうになる


「お嬢様、少し服を脱いで貰っても宜しいですか?」

「……うん」


 もう全てを晒してしまおう

 私は楽になる道を選んだ。


「団長、そう言う事ですのでこの部屋から出て行って貰ってもいいですか?」

「あぁ、そうか、分かったよ」


 そう言いジェイクは部屋から出て行った。

 それを確認すると私は上着を脱ぎナサルに全てを晒した。

 するとナサルの顔はみるみるうちに怒りが露わになった顔になる


「……何だこれは! これではまるで拷問の跡では無いか!! こんな事になっているのに何故誰にも相談しなかったんです!?」

「ごめんなさい……」


 私は謝った。確かに学校には私に手を差し出してくれる人は居たが私はそれを全て払い除けたんだ。私だけ我慢すれば誰も傷付く事は無い、そう思って……

 私は服を着て、ナサルとジェイクに全てを話した。


「この事を外部に洩らしたら、他の人を襲う……? そんな事を言われたんですか?」

「うん……」

「しかし、とんでもない話ですね、仲間を停学にさせられた報復にサシャ様を階段から落とすなんて、それに別のクラスメイトも二人犠牲になっているんでしょ?」

「えぇ」

「どうやら普通のいじめでは無さそうですね」

「今から、その子達の家に行って、話をして来ます」

「止めて置け、ナサル」


 いきり立つナサルをそう言って手でナサルを制止する


「邪魔をしないで下さい!」

「冷静になれナサル、今何の準備も無しに行ってその子達が素直にいじめを認めると思うか? すっ呆けるに決まってる、すっ呆けられるぐらいならまだいい無実の罪をアーロック邸の騎士に擦り付けられかけたと叫ばれる可能性もある、もしかしたらアーロック様にまで迷惑が及ぶ可能性だって有るんだぜ? 軽率な行動は止せ」

「ならどうすれば良いんだ! このまま指をくわえて見てろと!?」

「そうは言ってねぇ、まぁ作戦は俺が考える、それまでお嬢様はその傷を治す為にも一度ご実家に戻ってゆっくりすべきだと俺は思うがお前はどうだ? ナサル?」

「……私もそれには賛成だ」

「OK 話は纏まったな」



 ジェイクはその後、用事があると言って私の部屋を出て行ってしまった。

 二人の残される


「お嬢様、明日私と一緒に帰りましょう、良いですか?」

「うん」


 帰りたい


「では明日までに、持って行く物をまとめて置いて下さいね」

「うん」


 帰れる


「お嬢様、頑張りましたね、お友達を護る為に此処まで出来る貴方を私は尊敬します。でも今度からはちゃんと周りの人に言うんですよ? でなければ今度は怒りますからね」

「うん」


 ありがとう、ナサル


「今日は一緒に眠りましょう、お嬢様、お話しでもしながら一緒に」


 私の最高の騎士




 私は今屋敷に居る

 目の前に黒服の執事が不機嫌そうに私の顔を見ている


「恐ろしい話だな、鞭で滅多叩き、あれは尾を引く痛みだ、クククッ大変でしたねぇマリアお嬢様」


 私を馬鹿にしたような顔で私を馬鹿にする私の執事


「それで良いですか? お嬢様? 作戦の事なんですが」

「作戦の前にそいつ等のグループの全貌が聞きたい」

「慌てるなよ、それを最初に教えて、その後でじっくりと作戦を話すという段取りだったんだから邪魔しないでくれ」

「それは悪かったね、邪魔して」

「では気を取り直して話を進めよう、お嬢様をイジメたグループの人数は恐らく45人、全員。シルフィアと言う子のファンだ。簡単に言えばファンクラブと言った所か、そしてこのクラブには階級がある」


 クラブの会員の階級は

 リーダーが黒薔薇

 副リーダーが赤薔薇

 幹部は白薔薇

 班長は青薔薇

 その他下っ端は黄薔薇

 階級が一目で分かるようにそれぞれ首元に階級に沿った色のリボンが巻かれている

 私を最初いじめていたグループは五人居たが四人は黄色のリボンが巻かれていた。

 そして一人だけ青のリボンを

 つまり下っ端四人に班長一人で構成された一つの部隊だった。

 次は鞭で私を叩いた二人組、二人共白のリボンを巻いていた。つまり幹部が二人居たという事だ。


「何が起こるか分からない最初は下っ端共に任せて後で幹部共が出て来たって訳か」

「その通りだろう、そして幾ら下っ端を停学にした所で上を潰さなきゃ意味が無い」

「だから上を潰すと?」

「その通り、リーダーを潰す」


 ジョンはフーとため息を吐きもう一回ジェイクを睨む


「それはファンクラブのリーダーだよな? つまりシルフィアでは無いって事だな?」

「そうだ。この事件はファンクラブが勝手に暴走して起こった事、だから彼女は今回の事に関係が無い」

「……ふーん、そう、で? そのリーダーの事も勿論調べたんだよな?」

「俺の管轄じゃないから苦労はしたがな、リーダーの名前はキルル・ファラクス、今年で十歳になる、黄髪に緑の瞳を持っている、クラスは――」


 とジェイクが説明を続ける

 私はその人の事は知らなかった。同級生の事なら分かるけど、それが上級生になってしまうとサッパリ


「まぁ、リーダーについてはよく分かった。もう一つ聞くぞ、マリアお嬢様をイジメる様に命令したのは本当にリーダーなのか? それより下の奴の命令の可能性は無いのか? 例えば幹部が一人勝手に出した命令の可能性もある、もしそうならリーダーを潰したって何の意味も無い」

「いいや、確かにお嬢様は組織ぐるみでイジメられていた。ちゃんと停学処分を受けていた子達に確認を取った」

「良く答えたな」

「俺はこれでも団長をやっている身だ。喋らせ方ぐらいは知ってる」

「げぇ、何をしたんだかね」

「それは企業秘密だ。彼女達は全員そう言ったんだ。あれはリーダーからの命令だったとな」

「なるほど、ではどうやってリーダーを潰す?」

「あのファンクラブ、お嬢様の件の前から怪しい事をしていたからな、その事を武器に彼女を”炙る”」

「……炙る、恐ろしい表現を使うなお前は、流石団長」


 とても流石と思ってる様な口調では無い


「まぁ、安心して下さいよ、お嬢様」


 と笑顔で言うジェイクだったが私は心の中にシコリを残していた。

 ジェイクの言う事なら大丈夫なのだろう、このシコリは何なのだろう……?

 それは自分自身でも分からない


 私はそんな異物感を感じたままジョンと部屋を出た。

 安心して下さい……

 私は無理矢理安心する事にした。これ以上何も考えず


「マリアお嬢様」


 と廊下の途中でジョンに呼び止められる


「どうしたの?」

「クククッ何か納得していない、そんな顔をしてますよ」


 ギクリとする

 ジョンはもしかして私の心の中身が見えるのかしら……? ま、まさかね


「何故分かったか、気にすることは有りませんよ、何故なら簡単な事なんです。マリアお嬢様の心を透かすのはね全て顔に出ますから」

「ふん、何よそれは……バカにしているのかしら?」

「よくやく、反抗する元気が出てきましたね」


 そう言われあの話から始めて大声を出したと思い出す。

 顔が熱くなる


「……! い、いじわるを言わないで頂戴!!」


 何よこの意地悪な執事!!

 ジョンの言った事に激怒するマリア


「まぁまぁ、そう怒らないで下さいよ」


 と面白そうに半ニヤケでジョンは言う


「貴方が言い出したことでしょう!? 全くもう!」


 何時もの調子を取り戻し始めていたマリア


「話の続き宜しいですか? マリアお嬢様?」

「さっさと言いなさいよ」

「お嬢様は今回の事納得いっていない、その上何故納得出来ないか自分でも理解不能、それで間違いありませんね?」

「……そうよ」

「なら俺がお答えしよう」

「私の分からない事が何で貴方が分かるのよ」

「俺は天才ですからね、で、何故マリアお嬢様が納得出来ないか、それはマリアお嬢様の手で相手に復讐が出来ないからですよ、マリアお嬢様は自らの手で決着をつけなくては納得できない、そういうタイプのお人」

「そ、そんな身の程知らずでは無いわ!! 今回の事は私の手ではどうにも出来ない事ぐらい自分でもよく分かっているわ!」

「なに言ってんですかぁ本当は死ぬほど身の程知らずの癖にぃ~」


 激怒に更に激怒が上乗せされる


「うがぁぁぁぁぁ!! 何よ! 何のよ!! 主人になんて事を言うのよ!!!」


 ポカポカとジョンを叩くマリア


「身の程知らずのマリアお嬢様、アンタのその我が儘な所嫌いじゃありませんぜ」

「そんな事を言ったって無駄よ!」


 マリアの両手を止めるジョン


「で? どうします? 自らの手でこの事件を解決しますか?」

「!? そ、そんな事出来ないわよ」

「勿論、マリアお嬢様だけとは言いませんよ、俺も手を貸します」

「……本気で言っているの?」

「当たり前でしょう? こんな事冗談では言いません」

「お、愚かよ! ジェイクに全てを託せば全部解決するのに態々それを断って成功するかも分からないのに自分達で解決しようとするなんて!」


 そう自分に言い聞かせるマリア


「何です? マリアお嬢様は人に賢く見られたいんですか? クククッ……そうじゃねぇだろ」


 今までふざけた雰囲気だったジョンの雰囲気が変わる

 その雰囲気を目の前で感じ取ったマリアはビクッと怯え、今までの威勢が消える


「お前は愚かだよ、その証拠に勝てる筈も無い神を相手にして自らを盾にして友人を護ろうとしただろ? 勝てる筈も護れる筈も無いのにな、お前は間抜けで愚かだ。間違いない、だがお前はそんな自分に誇りを持ってるんだろ? その誇りを笑われお前の尊厳は踏みにじられた。もしジェイクの手で奴等が制裁を受けお前の学園生活が戻って来てもお前の誇りも尊厳も帰って来ない、当たり前だ。なんせ”お前”が納得していないんだからな……今俺が言った事を含めもう一度考え答えろ、マリア・ワルクルス、俺と一緒に踏みにじられたモノと奪われたモノを取り返す気は無いか?  馬鹿で愚かなそんなお前に俺は付き合う、全てを取り返すまでな」


 ジョンの言葉に言葉を失うマリア

 そして初めて自分の心に有った。蟠りの正体を


「……本当に付き合ってくれるの……? 私の我が儘に……」

「当たり前だろ、俺はお前の執事なんだからな」


 ジョンはニヤッと笑う


「……お嬢様、本気ですか?」

「えぇ、本気よ」


 マリアは廊下から再び客間に戻り、ジェイクに手を貸すなと言いジェイクは渋い顔をしている


「お前、お嬢様に何か唆しただろ? ジョン?」


 ジョンを睨みつけるジェイク


「していないと言えば嘘になるな」

「これは私で決めた事なのジョンは関係無いわ」

「……お嬢様、本気ですか?」

「何故同じことを二度聞くのよ……」

「マリアお嬢様が本気なのは分かっただろ? 明日は俺も連れて行けよ、”ボンクラ”」

「ケッ嫌だね、お前は連れて行きたくない、都市に連れて行ったら何をするか分からない」

「勘違いするな、俺は分別が無い殺人中毒者じゃない、一般市民を無闇矢鱈に殺しまわる様な真似はしない」

「さぁ、どうだか」

「ジェイク、ジョンを連れて行かないなら私も行かないわ」


 驚きジェイクはマリアを見る


「はぁ~随分とお嬢様はこの男を気に入ってる様ですね……」

「当たり前よ、私の執事だもの」


 再びジョンを睨みつけるジェイク


「ジョン、お嬢様に何をしたんだ?」

「私は何もされてないわ! これは私の意思!」

「……分かりました。明日までにその事は考えて置きます。だから退出して頂いて宜しいですか?」


 ジェイクは少し苛ついている

 それを察知してマリアも少し怖気づく


「わ、分かったわ、明日までに考えて置いて頂戴」

「分かりました……」


 部屋を出るジョンとマリア

 部屋を出ると共に大きなため息を漏らすマリア


「……怖かったぁ、あれはすごく怒ってるわね」

「でも、斬り合いにはならなかったんです。良かったじゃありませんか、俺達はツイてます」

「全く……能天気なんだから、明日貴方が一緒に都市へ行けるかどうかも分からないのよ?」

「マリアお嬢様、ジェイクはさっき考えて置くとは言ってましたがあれはもう彼の中で答えは決まってるんです」

「なんで分かるのよ」

「何故なら考える余地なんて無いからです。もしマリアお嬢様を連れて行くのなら俺は必ずセットでなくてはならない、もしそれが駄目なら、マリアお嬢様を無理矢理馬車に突っ込んで都市に向かうしかない、しかし彼はそんな事は出来ない、子供を無理矢理どうにかしようなんて奴の信条が許さない、では連れて行かない? 駄目、マリアお嬢様を学園に戻す為に態々此処まで調べて準備もしたのに此処に来て連れて行かないなんて有り得ない……」


 そして一間置いて


「つまり、答えは一つ俺を連れて行かなくてはいけない……そしてそれは奴も分かってます。分かってはいるが認めたくないんです。だから苛つきながら考えて置くなんて言って俺に無駄な最後の反撃をしたんですよ」

「貴方の推理が当たってると良いのだけど……」


 ジョンの話をいまいち信用していないマリア


「当たってますよ、間違いなくね」


 マリアの意地悪な執事は意地悪に笑う








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