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第45話 楽しい(?)調理実習 その7

「最後にこの洋菓子店で人気があるシュークリームを作っていくよ!」


「この写真を見てどんな印象を感じますか?」


「シュークリームって難しそうなイメージがあります……」


「生地にクリームを入れるところが大変そう……」


 ミルクとココアは萌から受け取ったレシピに載っている写真を見ながら、シュークリームの印象を答えてもらった。


「シュークリームは様々な作り方があるから、難しいイメージがあるよね」


『……ハイ……』


「今回作るのは簡単な作り方のシュークリームだから、安心してね」


「私達もお手伝いするので、安心してください! まずはカスタードクリームから作っていきましょう!」


 彼女は先ほどココアと蓮が事前に準備しておいてくれたシュークリームの材料をいつから被せていたのか分からない布を外した。


「クリームを作るだけでもこんなに材料を使うんだね……」


「そうだよ。量るのが大変だったよ」


 ミルクは容器に入っている材料を見て驚いている。

 それを聞いたその隣にいるココアはへなへなと床にしゃがみそうになった。


「ココアさん、しっかり!」


「ハイ」


 蓮にこう言われ、ゆっくりと立ち上がるココア。


「さて、最初に牛乳とバニラビーンズを一緒に鍋に入れて、沸騰するまで泡立てます」


 その時、木龍が「これは俺の仕事だろう!」と言い、萌に近づいた。


「木龍さん、いいんですか?」


「おうよ! 任せておけ」


 彼は牛乳とバニラビーンズを入れた小鍋をガスコンロに乗せ、温めはじめた。


「その間に、ミルクさん。このボウルの中に卵黄とグラニュー糖を入れて白っぽくなるまで混ぜましょう。おそらく疲れちゃうと思うので、交代しながら混ぜていきましょう」


 ミルクは萌の指示に従い、ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ混ぜている。

 彼女らは交代しながら混ぜていき、今度は小麦粉もその中に加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせていった。


「萌ちゃん、これでいいか?」


 彼が萌の肩を叩き、小鍋を指さす。


「大丈夫ですよ! 木龍さんには申し訳ないのですが、ミルクさん達と一緒に材料を混ぜ合わせてほしいのです」


 急な萌のお願いに対して、木龍は「いいぞ!」と返事をした。


「ミルクちゃん、変わるぞ。少し休んだらどうだ?」


「いいんですか?」


「ああ」


「すみません。お願いします!」


 彼はミルクからボウルと泡立て器を受け取ると、材料をすべて入れ、かき混ぜ始めるのであった。

2018/01/01 本投稿

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