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第21話 模擬体験って何?

 店内にココア達の叫び声が響いたあと、何かの余韻を残すかのように、沈黙が流れる。


「まぁ、接客できないと、商品は売れないからね。早速だけど、接客をやってみようか」


 先に沈黙を破ったのは蓮だ。


 一方のミルクとココアは、


「できるかなぁ……」


「私達は接客の経験がないんですが……」


と不安そうに彼らに言う。


「試しに私達を相手に模擬体験をやってみますか?」


 萌が彼女らに自分達がお客様にとして、模擬体験を提案する。


『いいんですか!?』


 彼女らは少し驚いた表情で言った途端、


「ところで、模擬体験ってなんですか?」


とココアが2人に質問する。


「模擬体験は最初は自分が思っていることを僕達のように実際に働いている人にみてもらって……」


「それで、いいところとダメなところを見つけます。ダメなところはきちんと直すことが大切なんです」


と彼らは彼女らに説明する。


「蓮さん達も模擬体験を働き始める前にやったんですよね?」


「誰にみてもらったんですか?」


 彼女らは2人に問いかける。


「うん、模擬体験はもといた場所(ところ)で僕達の両親がみてくれたよ」


「私達の家はここと同じくもといた場所で洋菓子店を営んでいるので、中学生の時には模擬体験をやりました」


「まぁ、僕はコテンパンに両親にしごかれたけどね……」


「私は両親とお兄ちゃんの3人でした。特にお兄ちゃんはかなりの圧力をかけられました」


「えーっ、僕、そんなに圧力をかけてたっけ?」


「かなりかけてたもん」


「でも、それをやったことがきっかけでダメなところを見つけることができたし、君達のこれからにも役に立つと思うんだ」


 蓮達が過去の話を訊いて、ミルクとココアが笑い始める。


『そこ、笑うところかな?』


 2人は即座に彼女らに突っ込みを入れると、


「模擬体験をやってもいいですか?」


「私もアドバイスがほしいです!」


と自ら模擬体験を志願してきた。


「いいですよ」


「その代わり、僕達からの厳しいダメ出しがつくけどね」


『お願いします!』


 彼女らにとってはじめての接客である模擬体験。


 それはどうなるのだろうか……。

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