世界で一番嫌いな親友へ
いつの間にか大人になった。
けれど、心は子供のままだ。
そんなことを笑顔で言う君、大嫌い。
ケンカもするし、すぐ怒る。
でも、本当は……
楽しいことも、
悲しいことも、
つらいことも、
悔しいことも、
何でも話せる、大事な親友。
そんな、君がさ言ったよね。
夜空の星が輝く中で、自分の未来が見えないって――
その心配そうな作り笑い、ボクはずっと忘れない。
いつもは、強気でケンカっ早くて不器用な君。
初めて本音を見せたよね……
優しい、
優しい、
心の気持ち。
だから、本気で言ったんだ。
そんなの誰でも一緒だよ。
君だけじゃないんだよ。
ボクだって同じなんだ。
でもさ、君に出会えてボクは変われた。
そのことだけは、変わらない真実。
君はどうかな?
そんなことを、真面目に聞いたらお腹の底から笑うかな。
でも、それでいいんだ。
不安そうな顔は似合わない。
いつもみたいに、楽観的で明るい笑顔を作ってよ
ほら、またすぐ怒る。
でもさ、不思議と嫌じゃない。
いつもは、プライドの壁に隠れてる心。
邪魔な壁は壊しなよ。
ボクが全部を受け止める。
転んでも、
倒れても、
笑われたって、
ボクが全部を受け止める。
君の嫌なところも、カッコ悪い部分も、目をそらさない。
だからさ、泣くのは止めて一緒に進もう。
楽しい未来が待ってるなんて、保障はないけど。
最高の明日がやってくるから……
それを、信じて踏み出そう。
どこかの旅路で倒れることもあるかもしれない。
そうしたら、少し休めばいいさ。
うん、それだよ。
その笑顔で、ボクも一緒に頑張れる。
だからさ、歩く道は違っても心の底から応援してるよ。
世界で一番、大事な親友。




