第1話 始業式
分かりやすいように「」の前には名前を入れます
()は心の声です
今日は始業式、僕は少し緊張していたなぜなら全校生徒の前で話さなければならないからだ
そんな緊張をしながら僕は幼馴染の生徒会長と一緒に学校へ行った
登校途中
浅葱「会長すごく緊張しますね」
神崎「二人で居る時は会長じゃなくて香織って呼んでよ幼馴染なんだから」
浅葱「そうさせてもらうよ香織」
神崎「それと私は緊張出来ない」
浅葱「どういうこと」
神崎「私達生徒会は人の上に立つ生徒緊張なんかしていられない」
浅葱「何だか自信が出来てきたよ」
神崎「それなら良かった」
学校
神崎「おはよう諸君」
朝練の生徒「あっ会長おはようございます」
浅葱(やっぱり香織はすごいなぁ生徒から信頼されてる)
浅葱「香織一緒にクラス分け見に行こう」
神崎「みんなの前では会長と呼んでくれ」
浅葱「どうして」
神崎「だって関係がバレたら生徒に合わせる顔がないじゃない」
浅葱「そうだね会長」
神崎「とりあえずクラス分け見に行きましょう」
浅葱「はい会長」
2-A 浅葱樹…神崎香織…
神崎「どうやら一緒のクラスのようね(嬉しい)」
浅葱「一緒のクラスだよ会長ギュッ」
神崎「ちょっとみんなの前で止めてよ~」
浅葱「つい嬉しくて」
石井「生徒会長ってクールなのに副会長と話すときは可愛く見えるよね」
中野「あの二人は幼馴染らしいからね」
石井「えっそうなのだからあんなに仲良いんだ」
中野「噂でしか無いんだけどあの二人付き合ってるらしいよ」
石井「それはないでしょあの校内で恋愛しなさそうな二人が付き合ってるなんて」
2-A
浅葱「僕達が教室一番乗りか」
神崎「じゃあ他のクラスメートが来るまで待ちましょ」
浅葱「そうだね会長」
数分後
石井「会長おはようございます」
中野「おはよう会長さん」
神崎「おはよう」
石井「会長、率直に聞きたいんだけど副会長と付き合ってるの」
浅葱「僕なんかが会長と付き合ってるわけないじゃないか」
神崎「私が付き合うわけないじゃないか」
川崎「おはよう」
和田「おはよう」
浅葱「あっおはよう」
神崎「おはよう諸君」
川崎(久しぶりに会長見たけどやっぱりクールだ)
それから時間が経ち
浅葱「そろそろ行かないと」
神崎「じゃあ行きましょう」
運動場
校長「この度は~でありまして~以上」
東「これで校長先生の話を終わります次は生徒会会長、副会長から新入生への言葉です」
神崎「生徒諸君私は会長の神崎香織だ以後よろしく」
浅葱「生徒会副会長の浅葱樹ですわからないことがあったら放課後3階生徒会室に来てください僕と会長が教えますんで以上」
東「生徒会から新入生への言葉を終わります各自先生の指示に従って教室に戻ってください」
浅葱「緊張したよ」
神崎「浅葱中々よかったぞ」
浅葱「ありがとう会長」
一年女子「あの副会長頼りになりそうだね」
一年男子「生徒会長に会いに行く為に今日早速行こう」
2-A
岩崎「担任の岩崎だ科目は社会 早速HR始めるぞ」
和田「何をするんですか」
岩崎「一人一人自己紹介」
浅葱「じゃあ僕からだね僕は浅葱樹みんな一年間よろしくね」
5分後
神崎「私は神崎香織だ私に勉強で勝てた奴には手作り弁当をやろう」
男子「おぉ~」
20分後
岩崎「これで一通り自己紹介が終わったな 今日はもう終わりだ解散」
全員「先生さようなら」
浅葱「じゃあ行こうか会長」
神崎「ええ」
生徒会室
浅葱「遠藤もう来てたのか」
遠藤「よお」
神崎「この留年野郎まだ生徒会役員なのか」
遠藤「これはこれは麗しの生徒会長」
神崎「気持ち悪いわ」
東「遅れてすみません」
浅葱「全員揃った事だし今日の議題を始めよう」
神崎「じゃあ今日の議題は目安箱設置についてだがどこに設置すればいいと思う」
遠藤「職員室前」
神崎「どうしてそこがいいんだ」
遠藤「何となく」
神崎「却下」
浅葱「一年校舎の廊下とかどうかな新入生の意見とか聞きたいし」
神崎「一つはそこに置こう他に意見は」
一年男子「すみません」
浅葱「そうしたんだい何か聞きたいことでもある」
一年男子「実は僕この高校にギリギリ入れたんですだから勉強が心配で」
浅葱「それならわからない授業があったらまず自分で考えてそれでもわからなかったら先生に聞きたらいいよ」
神崎「それでもわからなかったら私の所へ来るがよい教えてやろう」
一年男子「ありがとうございます」
神崎「じゃあ議題の続きを始めよう」
それから約一時間ほど議論し結局4箇所設置する事になった
浅葱「じゃあ二人はもう帰っていいよ後は僕と会長でするから」
東「じゃあさようなら」
遠藤「バイバイ」
浅葱「さようなら」
神崎「さようなら」
浅葱「じゃあこれからどうする香織」
神崎「実は手作り弁当を樹の為に持ってきたんだけど食べる」
浅葱「ありがとう」
神崎「どういたしまして」
浅葱「やっぱり香織はすごく料理上手いねとっても美味しそう」
神崎「はいアーン」
浅葱「恥ずかしいよ」
神崎「二人きりだから大丈夫よ」
浅葱「じゃあアーン うん美味しいよ」
神崎「良かった喜んでもらえて」
浅葱「ごちそうさま」
神崎「じゃあ帰りましょ」
浅葱「もう少しだけ一緒に居ないかここでしか恋人でいられないわけだし」
神崎「樹大好きギュッ」
浅葱「僕も大好きだよ香織」
その後僕と香織は恋人のようにイチャイチャして学校を後にした