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第1話:かすかな衝動
はじめて体を動かしたとき、それは踊りと呼べるものではなかった。
ただテレビの中の動きを思い出しながら、ぎこちなく真似をしているだけだった。
腕の上げ方も、足の運び方も分からない。
それでも、不思議とやめたいとは思わなかった。
うまくできている実感はなかった。
けれど、体の奥で何かが動いていた。
それは小さく、頼りないものだったが、確かにそこにあった。
美咲はまだ、それを夢と呼ぶことができなかった。
ただ、もう一度やってみたいと思った。
はじめて体を動かしたとき、それは踊りと呼べるものではなかった。
ただテレビの中の動きを思い出しながら、ぎこちなく真似をしているだけだった。
腕の上げ方も、足の運び方も分からない。
それでも、不思議とやめたいとは思わなかった。
うまくできている実感はなかった。
けれど、体の奥で何かが動いていた。
それは小さく、頼りないものだったが、確かにそこにあった。
美咲はまだ、それを夢と呼ぶことができなかった。
ただ、もう一度やってみたいと思った。