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寺優仁フリーランサー32歳  作者: RIO


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18/18

【第18話】:~これからは二人で……~ 【完結】

「緊張してきた……。」


俺はお道化て言った。


「……私もだよ……。」


こよりちゃんも顔が少しこわばって、そう言った。


「お腹キューって……。」


こよりちゃんの緊張が、少しでもほどけたらいいなって、少し……またお道化てみた。


「もう、仁君笑わせるのやめて!」


こよりちゃんは、少し怒ったふりをして、笑った。


スタッフさんに笑顔で見送られて、


二人で笑いながら、扉を開けた。


僕たちは、皆に祝福されて、この日を迎えられた。


こよりちゃんは、物凄く綺麗で、可愛くて、本当に“天使”っているんだな……なんて思って見ていた。


後半は二人で号泣しちゃうし……、泣いたり、笑ったり、忙しかった……。


ーーーそれからの日常は……。


俺が肉じゃがを作って、こよりちゃんが味噌汁を作ったり。


二人で“あのスーパー”に行ったり……、あの時はただの妄想で、今は本当の“夫婦”だ。


あの時と同じように、食材を選んで、


「あ、こっちの方が安いくてお得だよ。」


こよりちゃんのこの笑顔が俺に向けられて、普通の毎日だけど、これが最高に幸せ。


「ねぇ仁君、これ買おう。」


「え、またバター買うの?もう3個あるよ?」


そんなやりとりも、もう何回目かな?


“夫婦”って、こういうことなんだろうな。


……でさ、帰ったら、本当にバターなかったんだ。


やっぱり、こよりちゃんの方が一枚上手?


「ほらーっ!」って笑い合った……。


俺が昇進した時は、こよりちゃんの方が嬉しそうで。


ちょっとだけ、ごちそうが出て来たり、でも、次の日は、いつも通りだったり……、


こよりちゃんは相変わらず、堅実で、でも、ちょっとだけ、自由にも見えて……。


朝は、バタバタと二人で会社に行く支度をして、同じお弁当を持って、途中まで同じ電車で、違う会社に行く。


「じゃあ、今日は卵買って来てね。」


「了解です。」


なんて、言ってさ。


でも、帰る家は同じで、また、二人でご飯を食べて……。


同じ空間で、お互い違うことをしていたり……、一緒に映画を観て、号泣したり……、一緒に笑って、何気ない会話をして……。


その繰り返し……。


ーーー程なくして……妄想が暴走した、あの日の“あの娘”が生まれた。


お互いが……、


「パパ」「ママ」と呼ばれて……。


たまに、二人きりでデートして……。


俺が“自由人”と呼ばれていた頃……、なんとなく憧れていた、その家族像そのものがここにあって……。


俺たちは、きっと、こんな毎日をこれからも、ずっと、ずっと、過ごしていくのだろう……。


もし、この娘に、二人のことを聞かれたら、あのフリーランサーとして、大成功したかった、あの時の話をしよう。


ちょっと、長くなるから、飽きられちゃうかな?


ねぇ、君は覚えてる?


初めて君に会ったのは、あの消しゴムを届けた時だったね。


俺、あの時、もう君のこと、好きだったんだと思う。


君が、屋上で一人でお昼ご飯を食べていたから、何食わぬ顔して、偶然の振りをして……。


ちょっと、いや、かなり緊張して、下の名前で呼んでみたんだよ。


君も、俺の下の名前で呼んでくれた。


「仁君♡、どうしたの?」


「パパ?お魚さん見ようよ~。」


フリーランサーだったあの時、大成功は出来なかった……、沢山泣いたし、沢山笑ったし、焦ったし、失敗だらけだった、あの時……。


そして、今もさ……お互い喧嘩もするし、沢山失敗もする……。


決して、順風満帆とは言えない。


でも、伝えたい……。


この日常こそが……俺たちの幸せであり“大成功”です。


「よし、あっちのお魚さん、見ようか?高い高いしよう。」


「うん!パパ、大好き♡」


娘が寝たあと、俺はふと、パソコンを開いた。


当時の“本垢”はもう消したけど……。


俺の鍵付きの個人垢は、こよりちゃんと君の写真で埋め尽くされていて……。


今日の水族館の写真もまた増えて、これからも、どんどん、増えて行くんだろう。


いつか、君が僕のアカウントを開いたとき、幸せな僕たち家族の今を知ってほしい。


そんな、願いもあって、続けている。


あ、こよりちゃんのアカウントはやっぱり、凄くて、僕にはよくわからないけど……。


一緒に、こうして、隣で、更新してる。


これが、僕たちにとっての正解で“成功”なんだと思うんだ。


ーーー完ーーー


※この作品は note 掲載作品の再投稿です(加筆修正版)。

こんにちは~(ΦωΦ)


もう読んでくれたんやろか?

ここだけの話なんやけど、RIOは元・漫画家志望でな。

でも小説は、実は10日くらい前に初めて書き始めたんよ。


この作品も、前作を書き終えて

「note投稿しよ〜!」ってページ開いたら

『創作大賞』っていう文字が目に入ってな。


「ん?なんやそれ??」って|ω・) チラッと見てみたら、

「面白そうやん!」って勢いでその日に書き始めて、6日で書き上げたんよ。


でな、「これおもろいやん!最後ほっこりやし、いける!」って思ってたら、

昨夜こっそり他の人の作品読んで……ぶったまげた。(゜-゜)


「わし……やばない? 数日前のわし、何してくれてんねん……」ってw


でもな、

・書くスピードは爆速

・書いててめちゃ楽しい

・もう3作目の連載始めちゃった!


……って感じやから、猛省しつつも後悔はしてへん✨


今は小説読むのもめっちゃ楽しんでる。

「書くって、やっぱええな〜」って思う日々やで。


ではでは、ここまで読んでくれてありがと~!

これからもよろしくやで('ω')/”

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