9話 エリアの種コンプリート
さて今日は夜飯のカランだけを狩って素材を集めるかね。
水分を補給し朝飯にカラン焼きを食べる。
外にでて今日はまだ行ってない方向に行くことにした。
歩くとこ30分後に遠くにお久しぶりのデッドファングさんがいるじゃありませんか。それに後ろに追従するようにデッドウリボーまでいる。
遠目で見たらすごい可愛いんだけどなぁ。親のデッドファングの凶暴性を知ってからだとなんともいえない。
とりあえず奇襲をかけようかなと思い茂みに身を潜めると人型らしく物が近くにいるのがわかった。
確かあれは餓鬼といってたかな。うーん、さすがファンタジー。俺の知識にあるゴブリンとは違う。
姿は似ているがプラネウムという物質でできていると思うと別の生き物だ。
それにあいつらがカランを食べたりナッツの実を食べるところは見たことがない。
今度カイトかおっさんに聞いてみるか。
それにあいつも狩るってことは大丈夫かな。初の人型だから俺は吐くかもしれない。
まずはまだデッドファミリーが気づかないうちに餓鬼を倒そう。
俺は石を投げて餓鬼に意識がこっちに向くようにする。するとガキがなにやらグギャギャギヤと言ったいる。あいにくとお前の言葉なんてわかんねーよ。
餓鬼は岩で作られた棍棒らしきものを持っている。それを振り翳してきた。とりあえず対人練習としたいので武器を持ち迎え打つ。
「ガンッ ガンッ!」
激しくぶつかる。ふむこんなもんか。大して強くもないな。とりあえず武器で棍棒を弾き右ストレートじゃーい。
「バッコーーーーンッッッ」
「ガラララッ」
餓鬼の首がねじれそのままの状態で岩壁にめり込んで即死した。
っふ。さすが俺の力よ。
とりあえず餓鬼のオーブを回収し棍棒をもらっていく。思ったほど人型を倒して忌避感はないな。
次はデッドファミリーさんや。
さっきと同じ場所にいたので探す手間がはぶけたぜ。俺に気づく親のファングは子を守ろうと立ちはだかり威嚇して突進してきた。
こいつの戦闘パターンは把握したからもう怖くないんだけどな。突進スレスレで避け頭に向けて武器を振り下ろす。
これで親は仕留めた。次はそのままウリボーに向かって近づいた。ウリボーは親がなぜ動かなくなったのか理解できておらずくっついて離れない。
だが甘えているのだろうなと思い見ると、こ、こいつ親の亡骸から何か吸い取ってるじゃねーか。
え?これ捕食してんの? 現実は残酷なようだ。俺のしんみりした空気を返せや。そのままウリボーを切りたおした。
ふう。連戦は疲れるなあ。ファングファミリーを回収しようとしていると、急に後ろから大きい衝撃にやられて俺はぶっ飛んだ。
「な、なんだ?痛みはねぇが踏ん張れなかったぞ。」
振り向いたらこれまた初見さんのガルフがいた。しかも2頭だ。
まじか‥このエリアのプラネウム種コンプリートじゃないの。
とりあえずヤラられたからにはお返しをしないとな。
俺は牙武器で前方に突っ込んでだ。
するとガルフはこれを軽く避けもう一頭が後ろに回り込み挟まれてしまった。こいつら連携がうまいな。
さて、初見さんは素材価値がどれくらいなんだろくな。全く毛がプラネウム物質で構成されてるから剥ぎ取れないじゃないか。
なぜかプラネウムの爪や牙などは形に残るが胴体に身についている物はオーブを回収すると消えてしまうのだ。
まずは襲いかかってきた片方の隙をつき、噛みつきを武器で防ぐ。そのまま右アッパーをくらわせ顎に当てたので頭がはぜた。
するともう片方が後方から飛びかかってきた。俺は亡骸になったガルフを盾にして攻撃を防いだ。そして同じようにカウンターで肘鉄をくらわせ首を落とした。
ふぅ。ふぅ。あーーまじきつい。なんだこのいきなりの連戦は。まあ素材は確保できてウハウハなんだがな。連戦ほ勘弁してほしい。
ガルフはどうやらオーブしか回収できないようだ。
これで餓鬼の棍棒、オーブ、デッドファング牙、オーブ、ウリボーのオーブ、ガルフのオーブx2になった。
これも袋に入れて穴に戻る。さて明日はまた買取と買い物でもするかな。
現在所持ジェム20万