37話 ネストのお宝
俺は10分くらいショックで固まってから、気をなんとか取り戻して隙間の穴を進むことにした。
でも武器なくなったし素手しかないよな。今みたいに隙間のある所はもう行けないぞ。
俺は穴をくぐりしばらく進むと、また空洞を見つけた。
空洞にでるとそこはこの建物の中の一部外の入り口が見える開けた部屋にでた。
開けてるから中は明るい。でも外に出ようと踏み込んだが何かの力で進めなかった。
諦めて、ジュエリーパーが集めたであろうお宝を探して周辺を探す。
すると砂利のような所が一部盛りがった所があり周りが固めてあった。
砂利のある場所は少し登らないと行けなかったので建物のとっきしている箇所を足場にして登った。
すると目の前にオーブが沢山集められていた。そしてよくわからない素材でできた皮のようなゴム状の袋みたいなのがあった。
「おおおお!!やっとお宝を見つけれたぜっ!」
ってかネストの中はオーブ以外消えてしまうはずじゃないのか?これどうみてもプラネウムの素材だろ?!
鑑定で見てみると
ドフラウの胃袋 レア度8
優秀な職人に加工をしてもらうと、他にも素材が必要だがドフラウの袋が製作できる。
必要素材
ドフラウの胃袋x1
?????
?????
この残りの素材は俺がまだ見つけれてないから表示されないのかね。
まあ実物は一つ持ってるし素材は売るようにとっておこう。
そしてオーブはなんと他のプラネウムのオーブかと思ったが10個あった、オーブは全て従属のオーブ「下」だった。
従属のオーブ「下」レア度5
このオーブにはランクがあり上、中、下の種類がありランクが上なほどレア度の高いプラネウムを従属できる可能性が高くなる。
おし、これで俺も戦力が増やせれる。
それに使う予定以外の個数はリベンジャーのために使おうと決めた。
俺はお宝に満足すると出口を探して進もうとした。すると後ろから急に音がした。
振り返ると先ほどのジュエリーパーの巣穴の場所に大きな宝箱が出ていた。
「まじか。こんなラッキーが続いてもいいのだろうか。」
俺は宝箱を開けようと手をふれた瞬間。
ガバッ
‥‥
‥‥
宝箱の上部分が分裂し人の顔のような物が浮かび上がってきた。そして下部分の宝箱は中にお宝なんてなく、ぎっしりとした歯が蠢いていた。
罠かよっ!ちきしょう。そいつは宝箱の側面から刃を増やして俺に向かって突っ込んできた。
こんなときに限って牙武器がねぇ。素手でいけるか?だがいくら丈夫な身体と自覚していても痛そうな見た目の脅威には反射的にビビって避けてしまう。
避けた所でトラップ型プラネウムは建物をえぐるように削った。
とりあえず体勢が整う前に蹴り付けて建物に激突させた。
今のでだいぶダメージを与えることができたのだろう。ワンパンで死ななかったこいつはかなり強いプラネウムだと思った。
さて今のうちに鑑定。
トラップオーブナー物質型 ユニーク級 上級者レベル
遺跡やネストなどにある宝箱になりすまし、ハンターや他のプラネウムを襲う習性。
一度従属オーブ使ってみるか。見た目は欲しくはないが強そうなので某ポケ◯◯のように投げてみる。
すると当たった瞬間目がチカチカしはじめ赤目だったやつは緑になったり赤になったりとくり返した。
やがて赤に戻った。
これは襲いかかってくる流れだから失敗したな。
んーもうオーブはこんな所で使いたくないからなぁ。もう倒しちゃおう。
俺はそのまま攻撃を交わしてそのまま頭を、ぶんなぐり粉砕した。
新たに発見した新種
ジュエリーパー 物質型 ノーマル級
トラップオーブナー 物質型 ユニーク級
「あとがき」
最初にレア度のあと星の数字を書いてましたが、ややこしくなりそうなので、普通にレア度1〜10までの遺物や素材にします。
プラネウムの強さのランクもノーマル級、レア級、ユニーク級、エピック級、レジェンド級、エンシェント級にします。
これからも変わる可能性がありますがすみません。