14話 お試しコンビ
次の日リンヤが今日の割り振りを変更すると発表した。
「今日はガルイとミヤで組んで食料とプラネウムを狩ってきてちょうだい!」
言われたガルイは昨日よりは不満は少なそうだ。
「ま、今日はよろしくな!狩りの流れを教えてくれよガルイ!」
「ふん、しょうがねぇな。しっかり見ておけよ!」
若干先輩風をふかせて機嫌が戻った。
俺はソロで余裕だしあんまり力を見せたくないしな。流れを見てガルイの力に合わせるしかないな。
ガルイ よいしょ作戦でいこう。
ミヤとガルイは強欲の森と言われる浅いエリアにきた。どうやら俺が転移したのは、ここよりさらに奥の中部エリアらしい。
俺がどうやってトムドルンに来たのかは言わないと決めた。中部の所からきたなんて言ったら信じてもらえないかもしれないし、また揉めそうだもん。
ガルイの話によると中部よりさらに奥には深部があり、そこは侵入禁止エリアらしい。
別に物理的には禁止されてはいないが戻って来れた人はいないらしいから侵入禁止だと言われているそうだ。
浅いエリアはカランと獣種のプラネウムのガルフが主に出現するらしい。
中部はデッドファング、クレイジーマウス、餓鬼、稀にスレインが出現。
深部はまだ何が出現するか不明。たまに奥からおぞましい鳴き声がするらしいが見たものはいない。
ちなみに浅いエリアぐらいしか狩りには今の状態じゃできないらしい。
チームアキュストは中部をようやく開拓し始めてる段階だそうだ。
カランを何羽か狩り、ガルフが3体現れたのでガルイは最初は苦戦はしていたが俺が死角から一体倒すとガルイも負けじと逆転し2体を倒した。
ガルイは大剣が基本スタイルらしい。
オーブを回収し、2人でしばらく探索していると、4体の餓鬼が歩いていた。
この数はガルイもきついと言っていた。とりあえず奇襲という形で先に2人で2体なんとか倒すことができ、残り2体を各一対一状態にしてうまく倒せた。
「う、さすがにこの連戦はきついぜ。今日はこんなに狩れたんだから少し休憩しながら帰るぞ!
それにミヤなかなかやるじゃんか!足手纏いにならなかったし、戦いやすかったぞ!」
ガルイがまんざらでない顔をして照れ隠ししていた。
俺とガルイは今日の戦果を拠点に持ち帰るのだった。




