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オデットとオディール

作者: 西九条沙羅

初投稿です。

よろしくお願い致します!

昔々、あるところに悪魔の呪いによって白鳥に変えられてしまった美しい王女がおりました。



名はオデット。



真実の愛を捧げられるまで、王女は白鳥のまま生きていかなければなりません。



オデットのいる湖に現れたのは隣国の王子。



夜の間だけ人間の姿に戻れるオデットに一目惚れした王子は、翌日の自分の誕生日に、彼女に真実の愛を捧げることを約束します。



次の日、オデットが現れるのを待っている王子。



そして。



現れたオデットと舞踏会を楽しみ、最後に彼女に真実の愛を捧げました。



しかし、それはオデットを騙ったオディールだったのです。



王子はオデットと結ばれず、その後その湖には二度と辿り着きませんでした。










その夜も、王女と侍女たちは人間の姿に戻りました。




「王女様、良かったですね! あんな不細工と一緒にならずに済んで!」

「あの見た目でオデット王女に愛を捧げるなんて、図々しい!」

「私としては海を挟んだ隣国の王子がいいと思います。王女の噂をそこまで広げましょう!」



侍女たちの話をただ聞いていた王女は、冷めた目をして言いました。



「男なんて皆、あんなもんよ。」



不細工かどうかなんて関係ない。



なぜ一目で愛を誓えるのか。



私の何を愛したのか。



一度会った女性に愛を捧げた王子は、他の女性と気づかず愛を誓ったことが噂となり、王子はその後誰とも結ばれませんでした。






しかし本当は、彼は一人の女性にしか愛を捧げてはいませんでした。






それを知るのは白鳥たちだけ。





バレエ作品はくず男が多いです。

この王子はマシな方ですが、小物感は満載ですね・・・。

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― 新着の感想 ―
[一言] そういえば、ジゼルとかバレエ作品には曲は良いけど、物語はどクズがいるな! というのがある。 オペラでもワーグナーの結婚行進曲で有名なあの曲も、物語は結婚式で使って良いんかいな? という程のも…
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