2『雨を掃ってくれたのはあなただけ』
2『雨を掃ってくれたのはあなただけ』
前世の記憶である。よく見る夢、私のすべて、
雲が立ち込めて、全てを羽色だった。家が嫌だった。
毎日喧嘩してるし、お母さんも泣いている。
両親の喧嘩の声が聞きたくなくて雨の外に飛び出した。
何もかも嫌になって道路に飛び出してた。
『危ない!』
って救ってくれた人は貴方だけだった。
でも初めてこんな人に出会ったのに動かなくて。
貴方にありがとうって言いたいって何回も神様に願った。
夢の中で言われた。
『彼に会せてあげるだけど別の世界に行かないといけないの?大丈夫?』
『うん!彼に会えるなら私どこでもいくよ!あと彼を守れる力が欲しい!』
『うーん大丈夫かなあなたならいいでしょう!目が覚めたら彼に会えるから
助けてっていうんだよ!』
『はい!ありがとう女神さま!』
ニコニコした女神さまの笑み見て白い靄がかかった。
そしたらまたあの灰色の空が見て声が聞こえた。
『大丈夫か?』
姿は違うけどわかった。彼だって女神さまに言われた通りに言った。
『たすけて・・』
私の意識は途切れたけど、温かさに包まれたの初めて感じたよ。
また助けてくれた!私はこの人を一生守るってきめた。
こんな夢をたまにみる。
いつもの朝主人より早く起きて支度を始める。
着替えてからキッチンに向かい朝食の準備をして
主人の扉の前でいつもすることがある。目を閉じて背筋を伸ばしてシャキッとする。
ココン!ノックをしてからドアノブをゆっくり回す。彼が起きないようにだ。
『おはようございます。朝ですよ』
まだ寝ているようだ!寝顔に向かっていつも言っている。
大切な人の前髪を手でとかしながら
『私を助けてくれてありがとう。ロゼ様』
おっと今日は起きてしまったようだ
『うーん?シーク何言ってんだよ?助けてくれてるのはシークだろ?寝ぼけてるのか?』
『寝ぼけてませんよ~!今日は特別です!この衣装見てくださーい。』
不満げな顔してから枕に顔をうずめてしまった。
『やだやだー!普通の服がいい~!今日は着ないからなー』
これが私のご主人様である。唯一私を助けてくれた大切な人である。